見栄を捨て、知恵才覚を働かせて生きる人々 | ノイズのなぐさめ

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歪んだ美意識。
ちっぽけ 些々たる しがない
たわい無い 些末 末梢的
スマート、スィート、デンジャラス
大切なのは長く働くこと。

浮世草子。五巻五冊。井原西鶴作。元禄五年(1692)刊。

二十の短編から成る。副題「大晦日(おおつごもり)は一日千金」。すべての話を大晦日の一日に設定、町人にとって金銭上の総決算日であったその日に起こるさまざまな悲喜劇を描く。

見栄を捨て、知恵才覚を働かせて生きる人々の心の動きを冷静な眼でとらえた、西鶴晩年の傑作。

世間胸算用(せけんむねさんよう

井原西鶴(いはら さいかく、本名平山藤五(ひらやま とうご)、男性、1642年(寛永19年) - 1693年9月9日(元禄6年8月10日))は、江戸時代の浮世草子・人形浄瑠璃作者、俳人。別号は鶴永、二万翁。晩年名乗った西鵬は、時の5代将軍徳川綱吉が娘鶴姫を溺愛するあまり出した「鶴字法度」(庶民の鶴の字の使用禁止)に因む。

森銑三による研究では徹底したデータ考証から『好色一代男』以外は西鶴の作品ではなく、西鶴監修であると新説を発表。当初は学会から無視されたが、近年になりこの説が認められてきた。