逍遥は報酬として印税の半分を受け取っていた。 | ノイズのなぐさめ

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『浮雲』(うきぐも)は、二葉亭四迷の長編小説。角書「新編」。1887年(明治20年)から1889年にかけて発表。一、二篇は、金港堂から刊行、三篇は「都の花」に連載も、中断し未完。

主人公の文三とその従姉妹のお勢、友人の本田の三人の姿を中心に描かれている。言文一致の文体で書かれた日本の近代小説の始まりを告げた作品で、四迷の代表作。坪内逍遥の『小説神髄』を読んで満足しなかった四迷が『当世書生気質』に対抗して書いた。当初は坪内逍遥の本名「坪内雄蔵」の著者名で発表され、逍遥は報酬として印税の半分を受け取っていた。

しかし四迷は出来に満足せず、この後約20年間ほど小説の執筆から離れてしまった。