『現代建築に関する16章』(五十嵐太郎)
月島物語ふたたび (単行本)
四方田 犬彦 (著)
1988年、ニューヨーク帰りの批評家が、東京湾に浮かぶ月島で、
長屋暮らしを始めた。
植木が繁茂する路地、もんじゃ焼の匂い漂う商店街、鍵もチャイムもいらない四
軒長屋......。昔ながらの下町の面影を残すこの街だが、実は日本の近代化とと
もに作られた人工都市だった。モダニズムがノスタルジアに包まれた街----
批評家はそのベールを一枚ずつはがし、月島の全体像を浮かび上がらせていく。
日本近代化論、文学論、都市論を縦横に駆け巡る
傑作エッセイの待望の復刊。
第一回斎藤緑雨賞を受賞した単行本版、文化人類学者・川田順造氏との対談を含
む文庫版補遺に加えて、書き下ろしエッセイ、建築史家・陣内秀信氏との対談、
各時代の月島風景などを収録した決定版。