多数」と「民衆」の両方の意味で使われる。 | ノイズのなぐさめ

ノイズのなぐさめ

歪んだ美意識。
ちっぽけ 些々たる しがない
たわい無い 些末 末梢的
スマート、スィート、デンジャラス
大切なのは長く働くこと。

芸術は人間の全運動を先取りする。芸術とは、構成する力であり、革命の力なのだ。芸術を通してこそ、人間解放の集団的権能は自らの運命をあらかじめ描き出す。美の生産者たちからなる芸術とマルチチュード

トニ・ネグリ 著 廣瀬 純 (他)訳 月曜社 版
2007年05月 発行 ページ 235P サイズ 新書  1,995円(1,900円+税)
ISBN 978-4-901477-31-4 (4-901477-31-5) C-CODE 0010 NDC 704 の運動、それこそがコミュニズムである

芸術とマルチチュード

トニ・ネグリ 著 廣瀬 純 (他)訳 月曜社 版
2007年05月 発行 ページ 235P サイズ 新書  1,995円(1,900円+税)
ISBN 978-4-901477-31-4 (4-901477-31-5) C-CODE 0010 NDC 704

Multitude。マルティテュード、ムルチチュードとも読まれる。なお、ラテン語 multitudo は「多数」と「民衆」の両方の意味で使われる。

群衆=多数性、多数者などと訳される、哲学・政治学の概念。政治哲学者ホッブズ(主著『リヴァイアサン』)が、社会契約を結んで「国民」になる前の数多くの(まとまりのない)人びとという意味で使ったことばである。

特に近年イタリアの思想家・革命家アントニオ・ネグリが新たなる歴史の「変革主体」として位置づけたことで知られている。

ネグリとマイケル・ハートによる『<帝国>』・『マルチチュード』および彼らの諸著作では、「主体の多様性」、「絶対的に差異化された集合体」「欲望を表現し、世界を変えようとする装置を体現するもの」などの意味を含む。一つの勢力でありながら、多様性を失わない、また多様性を失うことも求められないような多数者のことである。ネグリとハートによれば、マルチチュードは「統一性/多様性」や「同一性/差異性」という矛盾にとらわれない存在であり、統一されていながら多様性を失わない、また、共通性を持ちながらそれぞれの差異を失わない存在である。それが同一性・統一性を求められた(または差異性・多様性を無視された)「人民」などのこれまでの革命主体との違いであるという。

まあ要するに(複数の)革命主体であり変革主体であり、<帝国>に対抗する存在と位置づけられる。