驚きの価格でご提供するこの記念碑的アルバム | ノイズのなぐさめ

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歪んだ美意識。
ちっぽけ 些々たる しがない
たわい無い 些末 末梢的
スマート、スィート、デンジャラス
大切なのは長く働くこと。

東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル 開館10周年記念盤
『武満徹の宇宙~Cosmos of Toru Takemitsu~』
(カシオペア、アステリズム、ジェモー)

 東京オペラシティコンサートホール開館10周年事業の一環としてリリースされるこのアルバムは、2006年5月28日に同ホールで行われた演奏会「武満徹の宇宙」の模様を収録したライヴ盤です。
 このコンサートは、同ホールの芸術監督でもあった武満徹氏の没後10年を記念して2006年4月から6月にかけて東京オペラシティで実施された展覧会と演奏会の連動イヴェント「Visions in Time」の会期中、最大の話題となった公演でした。何よりも、今なおファンの多い武満徹1960年代から70年代にかけての作品群から、星座にちなんだタイトルを持つ伝説的作品3曲-《カシオペア》《アステリズム》《ジェモー》-を一挙上演するというプログラムは衝撃的であり、さらに加藤訓子、高橋悠治、古部賢一、C.リンドバーグというソリスト陣、若杉弘と高関健が指揮する東京フィルハーモニー交響楽団という理想的なキャスティングも手伝って、会場は現代音楽の演奏会としては異例とも言える満員の聴衆の熱気に包まれました。
 若杉のリーダーシップ、病気で出演を断念した岩城宏之の想いを引き継いだ高関の見事な代役、独自の世界を繰り広げた加藤の鮮やかなパフォーマンス、切れ味と美しさに加え円熟味すら見せた高橋のピアノ、古部とリンドバーグの壮絶なソロワーク─。武満徹のイマジネーションの宇宙を描ききる、まさに一期一会の名演を、臨場感あふれる録音でお楽しみいただけます。
 パッケージを飾るブックレットもデザイン・内容とも充実。東京オペラシティ文化財団の企画制作により驚きの価格でご提供するこの記念碑的アルバムは、タワーレコード独占販売、初回プレス完全限定盤です。この機会にぜひお求めください!


『武満作品には自然との交感が数多く刻まれている。そして「水の風景」や「庭」と並んでシリーズ化されたテーマが「星」である。彼は作曲前、幾つか儀式のように行う事柄があった。~中略~若い頃には「夜ながいこと星を見て」いたと述べている。《エクリプス》、《アステリズム》、《カシオペア》、《ジェモー》、《オリオンとプレアデス》など、天体に関わるタイトルを好んで付けたのも、星空を眺める彼のロマンティシズムと深く結びついていた。』(ライナーノーツ~白石美雪氏)