あまりにこの世界は生きづらい
あまりにこの世界はやりづらい

生きたくなくはない
生けなくない
生きたくなくはない

でもあまりに。
かと言って化けて生きていくには面倒だ
私ではない私を生み、
私では表現し得ない私を発現させてきた。
感謝し謝罪し時には虚無すら味方にした。
あまりに卑しい、あまりに愛しい日々だった。
何かを表現出来る気になったあげくに
時計の針の進むままに
本当は理解なんか出来ていない清濁すら発現させ、
それを自分の原風景とした。
それを自分の理想像とした。

風景、風景、風景。
眼の前に有るものを可笑しく可怪しく賢しく。
ああ、こんなにもやりづらいものか。
変身させることを常にしていくというのは
こんなにも目に見える世界を冒していくこと。
こんなにも耳を通して聞こえる世界を犯していくこと。
虚偽。偽物。贋作。

リアル。本当。
バーチャル。理想。
偽装。

「バーチャル」
がカタチを失くすことだと定義するなら、
「リアル」
が現実だという事になる。

創造することがバーチャルだとするなら、
突き付けられるリアルに意味はあるんだろうか。
そこにあるのは「現実」で「現物」じゃない。
事実と真実が違うのと同義だ。
「現代」の「物質主義」が正しいのなら、
そこに原初の「現代」の「果実」は
存在しない。


バーチャルは仮想的で、偽想じゃない。
リアルは現実で、現物じゃない。
正しいのは?
信じるべきは?
心に従う化生に、「明日」は無い。