君は知っているだろうか? | 金色の風、青い海

金色の風、青い海

日々の些細なことや感じたこと、想像、詩や散文を書いています。




君と出かけるのは嬉しい


いつも無計画だと怒られるけど


それももう慣れっこで


そうだよ。と言って笑う


自転車に乗せたせいで溢れたコーヒーを


ベンチに座って飲みながら


ただ 今 ここに


君とこうして一緒にいるというだけで


幸せなのだと気づくから






青い空の下


少し冷たい風に吹かれながら


ボートを漕ぐカップルを見たことや


鳥の囀る声が聞こえていたこととか


他愛のない会話なんかを


いつか必ず思い出すのだろうなんて


そんなことを考えただけで


涙があふれるくらい


君を愛しているということを


君は知っているだろうか?