自分の苦手なことに気付きました。
僕は昔から、
自己洞察を誰よりもしてきたと思っています。
高校時代、僕は誰も味方がいなく、
世の中の声に自分の心の声を掻き消されないように必死にもがき、
自分一人で答を出す為に、
自分の心に必死に耳を傾けていました。
様々な感情や思考が交錯する中で、
本当の自分の声は一体どれなのか。
どれが、外部からもらったモノで、
どれが内側から出てくるモノなのか。
常に周りから
色んな人から色んなことを言われ、
それがわからないから、
毎日、何時間もノートに向き合い、
自分との対話を気が狂うくらいにやっていました。
ノートを通して、自分の心が僕に叫んでくる。
その感覚を今でも鮮明に覚えています。
そして、「俺、こんなことを思っていたんだな」と気付き、
それに従って行動していく。
人の言葉には、
あえて一切耳を傾けませんでした。
心理学を学び、
その時の自分の選択すら、
実は本当の自分のモノではなかったと気付いた時には、
衝撃でした。
深層心理に刻み込まれたパターンは、
自分の心の声だと錯覚、いや信じ込んでしまうくらいに、
自分を縛り上げています。
だから、
「これが自分の心の声だ!」と
心底信じ込んでいても、
実はそれは、
自分以外の外側から強烈に植え付けられた、
偽物の自分の声だったのです。
そして人は皆、
自分らしく生きているようで、
実は、
そういった深層心理に全て
自分をコントロールされています。
それを脱ぎ捨てなければ、
今はうまくいっていると思っても、
今は自分を騙して満足することができていても、
いつか必ず、
本当の自分との矛盾に気づかされます。
そしていつまでも、
見つめていない本当の自分の心の叫びに、
苦しみます。
乗り越えていない心の壁に、
何度も何度も何度も、
ぶち当たります。
その先には、絶対に行けません。
景色が変わったように見えるのは、
果てしなく地平線の先まで広がる
その壁の目の前で横移動し、
同じ壁の
別の位置に来ただけのことです。
景色は変わっても、
壁の手前であるという本質は変わらない。
多くの人の転職は、
こういった逃げだからこそ、
本質である自分の手に入れたいモノは、
いつまでも手に入らないのではないでしょうか。
話が逸れました。
僕が気付いた、自分の苦手なこと。
それは、話の合わない人と
ペースを合わせることです。
僕は、簡単に言えば、
「人間としての品格のある方」
としか話が合いません。
というか、馬が合いません。
こういった方はほとんどいないので、
ほとんど気の合う方がいません。
それどころか、興味すら持てないので、
全く話をすることが出来ません。
興味を持てないので、
会話が盛り上がることもなく、
関係が深まることもありません。
僕は人を見抜く力はかなりあると思っています。
これには相当自信があります。
でもだからこそ、
興味が持てない人には
心から興味がありません。
それでも良いんじゃない?
好きな人とだけ付き合えば。
そう思う方もいらっしゃると思います。
僕もずっとそう思っていました。
しかし、その原因が、
やっとわかったのです。
その理由は、すごく単純でした。
僕の実力が足りていない。
ただそれだけの話だったのです。
もっと言えば、
自分と気の合う人としか話をできない。
ということです。
歌の上手い人は、
どんな音域でも声を出すことが出来ますし、
地声と裏声の間の一番難しい音域も、
ミドルボイスという技術を使って
発声することが可能です。
僕には、
このミドルボイスの実力が無いことに気がつきました。
コミュニケーションにおける
ミドルボイスの実力が無い。
ということです。
つまりこれは、雑談力です。
どんな人とでも、楽しく会話をする力、
それは雑談力です。
下らない笑い話や、どうしようもない話をする。
もしくは、
レベルの高い人としか話せないような話題の話をする。
これ以外の話ができません。
もちろん、気の合う方とはどんな話でもできますが、
それは誰だって同じです。
大事なのは、
気が合わない人や、レベルの違う人とでも、楽しく話ができること。
です。
そんなの必要ない。
と思う方もいるでしょうが、
僕にとって、
これは必要なスキルだと思っています。
なぜなら、どんな人とでも楽しく会話ができた方が、
どんな人とでも友達になれた方が、
人生楽しいからです。
人が生きていくためには、
100%人を選び切って、自分の好きな人とだけ生きる
というのは
かなり不可能に近いです。
そんな中で、
気の合わない人や興味のない人
と話をすることになった時、
つまらない時間を過ごしたり、
苦手意識を持っていたりするくらいなら
どんな人とでも楽しく会話するスキル
を持っていれば、楽しめるでしょう。
僕はこれまで、とことん、
同年代との付き合いを避けて来ました。
そして、切り捨てて来ました。
圧倒的に年齢や実力が上の方とばかり、
お付き合いをして来ました。
だから、慣れてないんですよね。
そうじゃない、一般の方や、
同年代と話をするのが。
仕事を通して知り合った方なら
当然話ができますが、
一人の人間として、変な言い方ですが
普通の方と出会っても、
僕は楽しく会話することも
ご縁を紡ぐこともなかなかできません。
だからレベルの低いパーティとかは苦手ですし、
若者の集いみたいなものも苦手ですし、
クラブみたいな場所も嫌いですし、
交流会も苦手だし、
オフ会みたいなものも苦手です。
興味のない方に壁をつくっている自分がいます。
そういう方と会話する実力が無いことを、
自分でわかっているからですね。
盛り上がれなくて微妙な気持ちになるくらいなら、
最初から話さない方が良い。
そう思っているのだと思います。
僕は、自分が、
コミュニケーション能力に長けている
と思っていました。
それはそうだと思います。
しかし、コミュニケーション能力に長けている反面、
コミュニケーション能力に欠けている部分がありました。
それに気付きました。
つまり、自分が選んだ相手としか、
コミュニケーション能力を発揮できない。
ということです。
つまり、ペースの合う人としか、
ペースを合わせることができない。
要するに噛み砕けない、
ってことですよね。
ポンポン話せる人、理解力のある人や、教養のある人、
精神的にレベルの高い人としか話せないのは、
本当に実力があるとは言えないと。
そう思いました。
だからこれからは、どんな人とでも楽しく会話ができて、
どんな人とでも仲良くなれるような、
本物のコミュニケーション能力を
身につけようと思います。
これは、必ず役に立つスキルだと思うからです。
なにより、
そっちの方が人生楽しいしね^ ^
自分が人を選ばずに、
コミュニケーションを盛り上げられる力。
雑談力。
これは、間違いなくこれから
仕事を広げていく上でも必要だと思っています。
苦手な人とどんどん話をしていこう。
まずは、どんなヒトからでも、
選んでもらえるようなスキルを身につけること。
その上で、自分が選ぶ方が、
間口が広い。
最初から自分が選んでいては、
本当に狭い繋がりしか無くなるからね。
賢い人は、どんな人とでも
楽しく会話をするスキルがあります。
それは、その人と本当に仲良くなる、
というのとは別の話です。
その時間だけでも、
目一杯楽しむスキルがあるということ。
そうしたら、相手は選んでくれます。
その上で自分が選ぶかは、別の話。
選ばれてから、選べばいい。
知っているが故に、
合わない人を切り捨てるのではなく
知っているからこそ、
相手にペースを合わせられる
それが本当の実力だよな。
練習しよ。