聴覚障害とひとことで言っても、そのかたちは本当にさまざまです。
私の場合は、3歳のときの病気がきっかけで難聴になりました。
普通学校で育ち、話すことも「ことばの教室」で学んできました。
そのため、「話せる難聴者」として見られることが多く、誤解されることも少なくありません。
音は聞こえているのに、言葉としては理解できない。
聞こえない音もあれば、聞こえる音もある。
私にとっての“聞こえ”は、音が「文字化け」してしまうような感覚です。
それでも、会話を楽しみたい。
できるなら、聞こえる世界の中にいたい。
そんな思いで日々を過ごしています。
聴覚障害=手話、ではありません。
補聴器や人工内耳も、決して万能ではありません。
だからこそ、聴覚障害への理解が少しでも広がってほしいと願っています。
誰もが、自分に合った方法で人とつながり、安心してコミュニケーションがとれる社会になりますように。
難聴さんより