娘「はるかはさぁ、結構何でも与えられてきた方だと思うけど、あれだけはダメだったんだよね」
え何何🤔
娘「あの、リキタケさんのところのサトちゃん。どんなに乗りたいって言っても乗せてくれなかった。
たった100円だよなんでダメだったの」
なななんと🤣
あのサトちゃんに、娘はそんなに乗りたかったなんて。
m「だって、はるか、駄々こねたりしなかったよ『乗らないよ』って通り過ぎると、すぐにすんなり付いてきたよ」
娘「あ、そうか。じゃあはるか、何回か言ってダメだったから、
『あ、これは乗れないやつなんだ』
って悟ったんだ。
そうかぁ、もう少し駄々こねてればよかったのか」
娘は軽い気持ちで小さい頃に覚えてる話をしたようでしたが、こちらはもうびっくりするやら申し訳ないやら。
娘は『なんでも与えられてきた』と言いましたが、殆ど何も欲しがるような子ではありませんでした。"魔の2才児" と呼ばれるイヤイヤ期はありましたけど、基本大人しくて、お友達とオモチャの取り合いもしたことがないし、周りがよく見えていて、余計なことは言わない子でした。
だから、気付かなかったのですね。
娘が心の内にサトちゃんに乗りたい強い思いを秘めていたこと。
普段ワガママを言わない娘でしたから、そこまで思っていたのであれば100円くらい何時でも出したのに。。
大人からすれば、たった3分かそこら、揺れ動くだけの乗り物に100円払うのは割に合わないし、ジェットコースターみたいにそんなに面白味のあるものではないと思っていた (少なくとも私も夫も思っていました) けれど、小さい娘にはとても楽しい乗り物だったのですね。(一応何回かは乗せたことがあります)
いやはや、小さな心の中に叶えられない切ない思いを抱いていたことを知って、超絶申し訳なくなりました。
ごめんね、はるか
今更もう乗れなくなっちゃったもんね。