先週土曜日。リビングから国際港ターミナル辺りに目をやると、 ベランダの柱の横から大きな グレーの船首が見えて。
あれは。。クルーズ船じゃなさそう。自衛隊の船かな。 買い物🛒ついでに見てくるか。
Google で写真検索しました。どうも 護衛艦『いずも』のようです。
さらに。。
一般公開がある
夫に伝えたところ、是非見たいというので行くことにしました。
当日。
朝イチで行った方が絶対にゆっくり見れるよねということで、9時過ぎに家を出て並んで待つことに。
でもその時は、この時間に行けば待ってる人も20人くらいなんじゃないかなと思っていました。
が。
人、人、人
ディズニーリゾートのアトラクションの列みたいに行列が出来ていました。
(10秒の動画です)
私たちの後ろでも列はどんどん長くなってゆきます。
人気あるんだねぇ。。
近づいてきました。
183が『いずも』なのね。
おっきなクッション
梯子のところが開けてあるのは、 万が一中で火災が発生した場合に、すぐにみんなを避難させることができるようになんだろうね。
乗り組んでいる人々の身長との比較で、船の大きさがお分かりいただけるでしょうか。
ステップを登るとここに到着。
猛烈に大きな『エレベーター』が降りてきました。
(27秒の動画です)
見学者たちを甲板へと誘うこのエレベーター。本来はヘリコプターや戦闘機を甲板に上げるために使われるものだそうです。高さ17m だったかな
私たちもこのエレベーターに乗せてもらって甲板に上がってきました。
夫「何て言うか。。地面だね」
広すぎて船の上にいるという感覚がなくなります。普通に地上を歩いてる ような感じです。
ゆっくりと甲板を一周した後、再びエレベーターに乗って下に降ります。
あっ、最初にエレベーターを持っていたところは『格納庫』なのね笑
今度はエレベーターで下るわけですが、エレベーターが動く前にこの前にあるボールが "地面" からせり上がってきて、ロープが貼られる形になり、人が入れないようになります。
(34秒の動画です)
格納庫の奥の方に停まっていました。
羽を畳んでいたので最初ヘリコプターに見えなかったのですが、ヘリコプターですね。
ヘリコプターの周りを回ってこちらまで来た時に自衛官の方がおられたので、ちょっと質問してみることにしました。
この窓はまるでシャボン玉のようにふんわり膨らんでいますが、まさにバブルウィンドウというそうです。海面を観察しやすくするためだとか。
そしてこの窓の下にある比翼のようなもの。可愛くてペンギンみたいだねなんて話していたのですが、可愛い雰囲気とは裏腹に、これは魚雷を装着する土台なのだそうです。
そして、バブルウィンドウの横のパッチが貼ってあるようなところは開くようになっていて、中に25個のブイが格納されているそうです。
それぞれのブイにはマイクが装着されていて、それを海に浮かべて潜水艦の音を拾い、どこにいるのか場所を特定するのだそうです。
『何でも聞いてください』とおっしゃった若い自衛官の方が、私たちからするとちょっと恐ろしいような話を嬉々として説明される姿に、ちょっと怖いものを感じたことは内緒
もちろんこの方々はそれが仕事であり、その訓練を日々行われているわけで、自分の仕事に誇りを持っておられるということの表れなのでしょうから、当然なのでしょうけど。。
いやしかし大きな船でした。
第二次世界大戦時代の戦艦『やまと』にはわずかに及ばない長さでしたが、改修工事をして、F 35タイプの戦闘機も搭載可能となった『いずも』。『かが』と並ぶ国内最大級の護衛艦です。