娘の前ではただの父親

　娘に彼氏ができてからというもの、娘が恋バナをすることが多くなった。いや、恋バナというか恋愛論って感じかなぁ。 

　娘「ね、ママ。ママはさ、好きな人に悩みを打ち明けた時に、どういう風に答えて欲しい」 

　m「うーん。。はるかは」

　娘から私に質問してきたけど、娘の中に既に聞いて欲しい思いが固まっていそうなので、あえて質問に質問で返す。

　娘「はるかはね、異性なら、友達だったら笑い飛ばして欲しくて、でも好きな人には真剣に話を聞いて、はるかのこと慰めたり相談に乗ったりして欲しい」

　m「なるほどね。ママはどうかな🤔笑い飛ばしてくれた方がいいかな。

　1つすごくよく覚えてることは、大学生の頃から付き合ってた人に、就職してからの職場の悩みを相談したことがあってね。その時ママの話を、その人はゲラゲラ笑い飛ばして、具体的じゃない解決策だったけれど『こうすればいいんや』みたいな理想の解決策を提案してくれて。その時それで、ものすごく気持ちが 軽くなったのを覚えてる」

　娘「そうだね。ママの性格的には笑い飛ばしてもらいたそうだね」

　m「あ、でもパパはちょっと違うかな🤔。

　パパはそのママの悩みの種類によって、ゲラゲラ笑い飛ばしたり真剣に話を聞いたり、両方あるんだよね。それが絶妙なセンスで。笑っていいものか真剣に答えて欲しいものか、絶対に間違えない。

　そして真剣に話を聞いた時のアドバイスが、多くは語らないけど1つだけ『こうしてみれば』っていつも言ってくれるんだけど、それが劇薬で。でも簡単に実践できることで。あれはすごいね。さすがプロだねって思うよ」

　娘「やっぱパパなんだねぇ。。

　でもさ、どうしてそれが娘に対しては発揮されないわけ🤣🤣」

　夫も娘の前ではただの父親なのですね。 

　配偶者同士は永遠に他人なので、距離を置いて冷静に考えられる部分があるけれども、娘となると一番濃い血のつながりなわけで、客観的には見られなくなってしまうのでしょうね。

　夫「はるかが女の子ででよかったよ。

　もし男の子だったら、もっと立派な人であれとか負けるなとか、自分が出来なかったいろんなことをやらせようとしてしまうだろうし、同性ということでのライバル心もあっただろうな。。」

　同性としてのライバル心

　幸い私にはンなもんないなぁ。

　パパああ見えて家族で一番負けず嫌いだもんな🤣。

　先日編んだジャケットの、着画リクエストをしてくださった方が2名おられたので、写真載せておきます。

　ありがとうございます