『らくだ』は、平成20年8月歌舞伎座で撮られたものでした。元は古典落語ですね。大笑いできる演目でした。
 これは、いわゆる「世話物」といって、庶民の暮らしを描いた、普通の演劇です。台詞も口語体なので、何て言っているかわからないということもありません。
 イヤホンガイドがある歌舞伎でも、世話ものの時は、ガイドは必要ありません。ガイドの方でも余り何も説明されていないと思います。
 なので、こういう歌舞伎を観ると、歌舞伎って難しそうと思われている方も、歌舞伎への敷居が低くなると思えます。

 一方『連獅子』は、舞踊のみ!!と言っていいと思います。途中本当に、ちょろっと役者さんがセリフを喋るシーンがありますが、ここを見過ごしたとて何の影響もありません照れ

 親獅子を踊るのが中村勘三郎さん、子獅子が勘三郎さんの二人のご子息、中村勘九郎さんと中村七之助さんです。
 連獅子というのは、元々親獅子と子獅子の二人で踊るものです。でも、ありし日の中村勘三郎さんは、二人の息子さんと共に、連獅子踊りたいと、かねがね思われていたようです。
 民放のドキュメンタリー番組で、その様子が特集として組まれていたのを見たことがあります。その中で、二人の息子と連獅子を踊ることができたことを、感無量といった感じでお話しされておられましたおねがい

 私はどうも、勘三郎さんのシーンを見ると駄目ですね。DVD であれ、シネマ歌舞伎であれ、すぐに泣けてきます(^^; 。 "勘三郎さんに会いたいよー" って気持ちが溢れてきてしまって。。

 今まで私は、道半ばで生涯を終えられた勘三郎さんのことを、さぞや心残りだっただろうと思っていました。
 もちろん、心残りな部分はたくさんおありだと思います。彼の頭の中には、いつもやりたいことが溢れておられました。
 でも、歌舞伎役者として二人の男子に恵まれたということは、それだけでとても幸せなことです。そしてお二人とも、あのようにたくましく立派に成長されて、そのお二人と舞台で連獅子を踊ることが叶われたのです。幸せな人生だったと思います。
 勘九郎さんのご子息である、七緒八くんの誕生も見届けられ、決して長い時間とは言えませんが、共に過ごされた時間もあられました。

 そして連獅子は、私も日本舞踊を習っていた折に、お師匠さんから連獅子を踊りましょうと声をかけて頂いたことがあります。でもそれが実現する前に、私は結婚してしまいましたので、結局それは叶わずじまいでした。(連獅子はとても激しい男踊りなので、結婚した女性はいつ妊娠するかわからないということで踊ることを避けるのです)

 そういう懐かしい思い出とともに、しばし歌舞伎の世界に浸っておりました。

ピンク音符ブルー音符ピンク音符ブルー音符ピンク音符ブルー音符ピンク音符ブルー音符ピンク音符ブルー音符ピンク音符ブルー音符ピンク音符ブルー音符ピンク音符

 すみませんアセアセ。もう少しだけ、お付き合いくださいお願い
 もう可愛くて可愛くて。。
 写真だけでは飽き足らず、昨日は動画まで録っちゃいましたラブ

 まず、お母さんの餌やりシーン。
 子ツバメさん達は、ビデオを回し始める前から常にそわそわと落ち着かず、お母さんの帰りを今か今かと待っていますおねがい
 そして、餌を食べる以外にも、子ツバメさん達、うんちをしたり、飛ぶ練習をしたりと、やることたくさんで結構忙しいようです照れ
 巣の中が汚れないように、子ツバメさん達、ちゃんとおしりを巣の外に向けて、尻尾を上げて用を済ませるのですね。
 最初に左奥の子が、そして次に右手前の子が、ビデオを回してる間に運よく2羽も、そのシーンを見せてくれました爆笑