最近、教養、教養とよく耳にするけれど、教養っていったい何を言うのだろう。この本は、リーダーの立場になる人はこんな本を読んでおくといいですよっていう本の紹介の本で、ちょっと興味が湧いてきて読んでみました。教養って何か、わかるかなって。
あくまでも今の時点でしかないし、まだ充分に考えはまとまってないかもしれないけれど、今、教養って何だと思うかと聞かれたら、私は『己を知ること』だと思います。
そのために、悠久の歴史について学び、様々な分野についての知己を高め、自分がその中でどういう位置にあって、どう生きていくべきか、それを知ることなのではないかと思いました。なので、教養は、副産物であり、それを身につけることを目的とするのはなんだかぴんとこないなぁという感じです。そう考えるとこの本のタイトルもなんだか変な感じに思えてきます。
己を知り、分をわきまえて生きる。でも、、やはり生き方として、何か社会にとってプラスとなることをするために教養は使われるべきで、犯罪のついての知識がどれだけ増えてもそれは教養とは言えないと思うのです。
まだこれからも教養とは何だろうと、考え続けていく課題だなぁと思います。