夫が『面白そうな本だよ』と貸してくれた (暗に読みなさいと言っているアセアセ) 。

 なるほど口笛
 何故だらだらとスマホを見てしまうのか、その理由がここに書いてあるのか!?さらにはその対策も書いてあるのかニコニコ!?

 この本の著者によると。。

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

 かつては娯楽として捉えられていた読書。読書とは自分がのんびりしたい時、何かワクワクしたい時に選択される娯楽の一つだった。
 でも読書には自分が欲しい情報だけでなくて、今すぐには必要とされない "ノイズ" も含まれている。そのノイズを楽しむことも読書だったと。

 しかし今は、労働体系は終身雇用ではなくなった。会社は新入社員を育て上げようと研修などで新入社員に投資しても、せっかく育てた社員は中途退職して行き、赤字が発生するようになり、研修に力を入れなくなった。
 会社はすぐに使える人材を欲しがるようになり、職を求める者はそれに見合う スキルを自己責任により自分で身につけなければならなくなった。

 それにより、自分の必要とするもの以外のノイズが含まれている本から離れ、読書するにしても仕事に必要なことだけが書かれているものを読むようになった。 
 
 インターネットで自分が知りたいことだけを検索するのもノイズを排除したいからだ。求めている情報だけを、ノイズが撤去された状態で読める。それがインターネットの情報。

 人は周りから強要されることがなくなった代わりに、自分の内面と戦わなくてはならなくなった。自分で目標を設定し、まだやれる、まだやれる、私こんなに頑張れる。そのような脅迫じみた観念に追われ、疲弊し、娯楽としての読書を楽しむ余裕などない。

 結論としては、『仕事』に "全身" を傾けるのではなく、"半身" の働き方をすべきだ (仕事とはお金を稼ぐための仕事以外にも、子育てや家事なども含まれます) 。

 それ一つのことに集中して、自分の全てを捧げて、燃え尽きてしまわないように。
 "半身" 社会こそが、 「働きながら本を読める社会」を作る、私たちが望むべき新しい生き方なのだ。

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

 とまあこんなことが書いてあったのですけど。

 殆んどのことは、うんうん、となるほど~と思いながら同意して読めたのですけど、あれっと思ったことが。

 私はインターネットこそノイズではないかと思うのですけど。。
 本の帯に「疲れてスマホばかり見てしまうあなたへ」とありますが、スマホは必要な情報を自分で100%検索して見ているわけではなくて、過去に検索した結果 などから AI がその人の興味関心がありそうなニュースや商品などを、勝手に選んで載せるようになり、人々はそれをだらだらと見続ける、そういう図式が出来上がってはいないでしょうか。
 私はよほど本の方が無制限にノイズが入ってくることはないと思うのですけどキョロキョロ

 インターネットは、いわば『ノイズに 意味付けをしている』ような気がしますけどね🤔。