ご無沙汰しております。
あっという間に、真夏の暑さが過ぎ去り、朝晩が肌寒い気候となってきました。
皆様は、お体を壊されたりしていないでしょうか?
連休に入る前に、新日本製鐵と住友金属工業の経営統合に関するニュースが入ってきました。
以前より提携関係にあり、今年に入って合併方針が決まっていた両者の新会社の名称が、”新日鉄住金”と決定したようです。
自分が少しかじったことのある株式相場の世界では、鉄鋼株は景気敏感株と言われ、景気の変動を一番早く株価へ映し出す銘柄と言われています。
それは、『景気回復の兆し→生産拡大』となる場合に、多くの産業で、素材仕入の増加、設備投資等で多くの鉄鋼需要が発生するため、最終消費者を相手とする産業と比べて、景気の上昇、後退の影響が一足先に訪れると考えられているためです。
今回の合併も、これからの景気を見据えた動きと言えるのでしょうか。
新日本製鐵と住友金属工業の経営統合の主な目的は次の3つのようです。
①グローバル展開(海外製造拠点の再編・強化)
②世界最高水準の技術力の発揮
③コスト競争力の強化
このように見ると、なるほど、その効果が得られるなら合併も必要かと思いますが、詳しく理由を見てみると、会社の弱点を補う合併と言えるようです。
日本の鉄鋼メーカーが抱えていた悩みは、
①鉄鋼石の調達力の問題(資源価格の高騰)
②得意先である日系製造業の製造拠点の多くが国内にあったため、海外展開が遅れたこと
③海外需要の獲得に遅れ新興国のインフラ需要などの旺盛な需要に対応できず、シェアの低下につながったこと
があるようです。
昨今、日本の企業の合併が増えてきています。
合併は、経営判断の一つですが、いろいろと重要な経営判断を下すために最も大事なことは、自社の強み・弱みを客観的に知ることではないでしょうか?
弊社の決算報告では、SWOT分析というものを実施しています。
会社の強み・弱みを内部環境・外部環境に分けて、検証するものです。
分析と言っても、会計数値を基に、『ここの数値が良くない!』とか偉そうなことを物申すわけではなく、第三者的な視点から、会社の強みと弱みを整理してみようという取り組みです。
これまでも、決算報告時のSWOT分析の内容を参考にして、翌事業年度の戦略を考えてくださる経営者の方々もいらっしゃいました。
これからもより内容を進化させて、活用していこうと予定しております。
是非、年に一度の決算報告を楽しみにお待ち下さい。
By Nぽん




