タイム感とは、メトロノームが出す正確なビートに対してジャストに合わせたり、少々ツッコミ気味にしたりモタリ気味にしたりと、ビートをコントロールする感覚みたいなものです。
不思議なもので、絶対音感はあるのに、絶対タイム感(テンポ感)は聞いたことがありません。
人が感じるテンポって、朝と昼と夜でも違って聞こえるし、体調や気分によっても変わります。
ライブになるとテンポが早くなる、なんてことがあるのもそのような理由からなんですね。
人間のタイム感はハートビート(心臓の鼓動)が基準になると言われています。
感情が高ぶっているときには心臓の鼓動が早くなり、♩=120のテンポが130にも140にも感じるんですね。だから落ち着いている時に比べてテンポが早くなる、なんてことになります。
このタイム感の揺れ幅をなるべくなくすために、ドラマーはメトロノームを使った練習に重点を置きます。
もちろん、どんな楽器をやる人でも、タイム感が一番大事なのでたいていメトロノームは欠かせませんけどね。
プロの世界では、ジャストにリズムキープできて当たり前、さらに先述のように少々ツッコミ気味にしたりモタリ気味にしたりと、自由自在にグルーブを操る訳です。
ここまでいくともう神業ですね。
ジャストにリズムキープできるようになるだけでも、とても大変なものです。
レッスンでは、なるべくメトロノームを使います。生徒さんにも、自宅ではメトロノームを使うようにおすすめしています。
こればかりは、コツコツと積み重ねて習得していくしかないんですね。
でも、タイム感の鍛え方にもちょっとしたコツがあるんですよー。
メトロノームを使った練習方法に、ちょっとした工夫をすることでマスターするまでのスピードがずいぶん違ってきます。
すぐに走ったりモタッたりしてタイム感がなかなか身に付かずに悩んでいるそこのあなた!
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