『自分の弱さを自覚して、その上で真剣勝負する戦い方』

「内容」芸能界で長く戦い続けてきた坂上忍さんの戦い方が書かれている。

「おすすめポイント」

①凡人でも構わない!戦える術が知れる。

坂上さんは著書の中で、「自分は凡人である」「コンプレックスの塊」とご自身のことを言っている。

私も含めて「自分が天才」だと思っている人は少なくないだろう。

そんな凡人がどのように勝負すればよいのか、学べる。
もちろん、坂上忍さんはすごい、人だし、本書を読み進めるとなみなみならない覚悟を持った人だとわかる。

②「ネガティブ」でも「ビビり」でもいいじゃないか!

坂上さんは、ご自身のことを「ネガティブ」「ビビり」だと振り返っている。
この先が心配だからこそ準備をしっかりやって、本番の仕事に臨んでいる
と言うことは、「ネガティブ」や「ビビり」って悪いことじゃないんじゃないかって気が付ける。

③約140ページで読書初心者でも読みやすい

あっという間に読めるのは、読書が苦手な自分でもありがたい。

色々な話が新鮮で考えさせられた。
・「新番組=他局の番組に負けたあとの番組」っていう考え方。
・失敗からいろいろな知恵を得てきた坂上さん。
 失敗も悪いことではなく、「いっそのこと大きな谷(失敗)に飛び込んでみよう」と考えているすごさ。
・事務所の社長として、社員を守ろうとする心の強さ。
 

「雑談」

と言うことで、坂上忍さんの本を読んでみた。
坂上さんは、「お金をもらっているのだから給料以上、求められていること以上の仕事をしよう」って思いなんだよね。
 
自分は、
子どもに関係すること=頑張る」、
子どもに関係が薄い、ないこと=いい加減」、
笑顔で子どもの前に行くために、しっかり寝る
くらいしか考えていない。
 
仕事に全てを注ぐ、坂上さんとはここは違うかなって思う。
 
仕事のこだわりは、採用されてから何年かはなかったかな。
色々失敗して、今のこの3つのこだわりに行きついた気がする。
 
自分は、
110㎏以上の巨体で、
もうアラフォーのおっさんで、
全然モテない独身で
授業もうまくないし…などなど
 
コンプレックスの塊なんだけど、
坂上さんもコンプレックスがあって、
そのコンプレックスを自覚した上で
芸能界と言う世界で勝負している。
 
人間みんな何かしらのコンプレックスを持っているわけだから
「コンプレックスとの付き合い方」を学ぶために、
色々な人の本を読んでみるのもいいのかも。
 
坂上さんなら、日曜日の「坂上&指原のつぶれない店」を
子どもが知っていて、紹介すると興味を持ってもらえそうかな。
 
とにかく、坂上さんの仕事に対するこだわりが感じられて、少し見る目が変わった。