『自分一人で抱え込まなくするシステム作り』

「内容」メタリストのDaiGoさんが教える「助けてもらって感謝される人」になるための指南書。

「おすすめポイント」

①頑張りすぎるのをやめる勇気を学べる。

・「弱みを見せることで、他人から愛される」、「やってもらえる人になるための3つのルール=尽くさない、強がらないと周りに助けを求めるための方法を知ることができる。

②やってもらう人にも気持ちよくやってもらうためのスキルが学べる。

・「やってあげたいと思わせる7つのトラップ」、「やってもらってばかりでも好かれる5つの習慣」からやってもらった人にも「やってよかった」と思ってもらうためのスキルが学べる。

③「何でも一人で完璧にやって当たり前」が無理だと気付いた時に必要な1冊

・「助けてもらうこと=悪いこと」ではなく、うまく助けてもらえばさらに信頼関係を築くことができると学ぶことができる。

「雑談」

と言うわけで、人に助けてもらうための本を読んだ。

 

私は、初任の時から「教師の仕事=全力で自分でやらなくてはいけない」と言う間違った思い込みを持っていた。

ここ数年は、「軽重をつけること、やらなくもいい仕事もある」と言うことに気付いた。
そんな中でのDaiGoさんの本ですが、普段の自分の職場での接し方を振り返ることもできた。
何か仕事を手伝ってもらう時には、やってくれた「申し訳ない」と言う思いになる。
だから、相手には最大限感謝の気持ちを伝えようと常々思っている。
本書を読んで、さらに相手に気持ちよく思ってもらえるためにはどうすればいいのかということが学べた。
決して、「相手をおだてて、相手に自分の仕事の全てをやらせてしまえ。ヒヒヒ…。」と利用しているわけではない。
 
「自分の弱みを見せることの大切さ」も改めて痛感した。
初任の時は、自分の弱みを見せられなかったし、失敗とかも隠しまくっていた。(周りにはばれていたかも)
授業が遅れているとか、子どもに反抗されて手に負えないとか…。
弱みを見せて、先輩の先生方に相談していたら…。しかも、早期に…。
未来は変わっていたのかな…。
 
今は不安なことは、どうなるかわからないけど、一応主任の先生や管理職の先生に伝えている。
子どもにも弱みは見せている。苦手なこととかも伝えている。
かと言って、全てをいっているわけではない。
「人間誰だって苦手なものがある。それを馬鹿にしてはいけない。」って話につなげている。
 
昔は「子どもに弱みを見せたら舐められるじゃん」って思っていたけど、
弱みを見せている近年は初任当時よりは舐められていないし、学級崩壊は回避できている。(と自分で思っている)
 
なぜかまわりに助けられる人の心理術 (宝島社新書)
https://amzn.asia/d/eJN5Oiq