今日は晴れの予報でしたが、夜半からの雨が残り、畑にも行けず、干し柿作りをしました。

甘柿の富有柿や次郎柿は、家で食べる程度は充分ありますが、不作でお裾分けまでには至りません。
渋柿の、甲州甘百目柿と蜂屋柿はまずまず豊作で、色付いたのから収獲してきました。

柿には全て渋(タンニン)が含まれ、タンニンには可溶性と不溶性があり、可溶性のタンニンは唾液で溶かされ渋く感じます。
甘柿も青い時は可溶性のタンニンで渋く感じますが、成熟するに従い、不溶性のタンニンに変わり、渋さを感じなくなります。

渋柿は不溶性のタンニンに変わらないため、渋抜きの方法として、アルコール脱渋、炭酸ガス脱渋、焼酎脱渋することにより、不溶性タンニンに変わり甘い柿に変わります。
干し柿にしても不溶性のタンニンに変わり、渋が抜けます。

渋柿の品種は、甲州百目柿と蜂屋柿で、渋柿の中でもデカイ干し柿の代表
皮を剥いて、沸騰したお湯に5秒程浸けて消毒
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虫避け、カラス避けの網籠に入れて干す、ある程度乾いたらモミモミして柔らかくする
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美味しい干し柿が出来ます様に