今日は自治会で防災訓練がありました。
9時30分に町内の広場に集まり、消防署から防災担当の職員さん達が来てくれて、防災についての説明と体験を実施しました。
 
以前にも何度も消火訓練はやってきましたが、今回は中味の濃い訓練になりました。
 
初期消火の大切な事
 
1、火災発見したら、人を呼んで119番消防署に連絡が第一。
2、消火器による初期消火は、消火器の使用できる時間は約20秒程度で空になるので、遠くからレバーを握ると現場に着いた頃には無くなるので、なるべく火元に近づいてレバーを握る。
3、消火器の飛ぶ範囲は4~5メートルなので遠くからでは効果が弱いのでなるべく近づく(風上から)。
4、火災の火の手が天井まで達していたら、消火器では消せないので退避する。
5、退避したら、再度現場には絶対戻らない、戻った場合死亡る事が非常に多い。
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煙体験
 
火災で煙に巻き込まれ、右も左も全く見えない状況をテントハウスで体験しました。
火災で最も怖いのが煙で、火災の場合焼死と書かれていますが、殆どが煙による中毒死で、その後焼けるのが多いそうです。
先日福岡での病院火災で10名の方が亡くなられましたが、防火扉が閉まっていないため、煙りによる中毒死で、体は綺麗なものだそうです。
煙は横への広がりは遅く、上への上昇が早いので、逃げる時は、、身を低くして、濡れタオルなど口に当て逃げることだそうです。
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人工呼吸、心臓マッサージ、AED使用方法
 
1、倒れて意識の無い人を発見した場合は、まず人を呼んで、119番で消防署に通報。
2、人工呼吸と心臓マッサージは、モデル人形を使って練習しました。
倒れた人の肩を叩き「大丈夫ですか、大丈夫ですか」と大きい声で3度程尋ね、意識が無い場合、顎を上げ気道を通り易くして、鼻を閉じ、マウス&マウスで2回大きく息を吹き込む。
続けて、心臓マッサージを30回(1分間に100回のペース)みぞおちの辺りを手の付け根でかなり体重を掛けて早いペースで押さえます、人工呼吸2回と心臓マッサージの繰り返しを救急車が来るまで続けなければならないので、交代の人が必要で重労働です、本人が死にそうな時は中止しましょう。
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AED、心臓の電気ショックの方法も習いました、AEDは学校や病院や役場など特別の場所しか設置されてないので、使う機会は少ないでしょうが、覚えました。
これを使う場合は、患者の胸をはだけ、呼吸が止まっているのを確認して、電源を入れると、使用方法のメッセージが流れるので、必ず指示に従って操作をします。
電極パットを2枚を右バスト上と左バスト下に貼り付け、患者から50センチ程離れて指示を待ち、電気ショックを行います、指示に従い2回までです。
 
最後に大津波警報発令で、消防車のサイレンを合図に全員が小学校への避難訓練があり、婦人の方たちの炊き出しで、おにぎり2個と豚汁の振る舞いがありました。
 
今回の訓練はかなり細かく、中身の濃い訓練になりました、私も初めての体験もあり勉強になりました。