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お嫁ちゃんが読んでた本を見せてもらいました。
 
りょおと、5歳の誕生日に 小児ガンでいったわが子へと言う本でした
 
生まれて9ヶ月で異常が見つかり検査の結果小児ガンと診断され、それからのお母さんが家族と医師や看護士
 
や周囲の人達の係わりと闘病生活を記録した本でした。
                                                                           1歳に満たない子供が発病、手術、抗癌治療、造血肝細胞採取、放射線治療、超大量化学療法、
 
退院、再発、再手術、リハビリ、大手術、腸閉塞、腹膜炎、診断ミス、治療ミス、人口肛門、人口尿管
 
麻薬治療、モルヒネ治療
 
などなどありとあらゆる治療が行われ、治療を受ける本人には選択肢が無く、また親が
 
決めなくてはならないその苦しみ、セカンドオピニオンの在り方など、
 
その苦しみと葛藤のなかで、りょおとが一番喜ぶ事は何なのだろうと絶えず考えつつ
 
4年数ヶ月の看病を記録したもので、色んな面で考えさせられ事が沢山ありました
 
  
今日は4時間程で一気に読みました、闘病記録を読んでる時はさほど涙も出なかったですが
 
逝った後一気に涙が込み上げてきました
 
5歳の誕生日のお祝いを沢山の方が準備して、いっぱいプレゼントを頂いて逝きました
 
その後お母さんの誕生日に次女が出産しています
 
誕生日を区切りとして、生命の入れ替わりがあって、何か運命の糸が繋がっているようなきがします
 
 
この本は子育てする人、お医者さん、看護士さん、介護に携わる方など
 
病人の気持ち、その家族の気持ち、治療の連携など、教育で習得できない勉強になることでしょう
 
医師に対する疑問も書かれていましたが、批判することは無かったと思うし
 
治療ミスも普通隠す所でしょうが、私のミスでしたと謝まられた医師の事も書かれていました。