ドキュメンタリ宣言 看護 高齢者 疾病 雇用問題 ホスピタリティ
看護は、高齢者の疾病や雇用問題を救えるか?
僕は、今日のドキュメンタリ宣言という番組を見て、感じた。
看護の必要性、言うなれらば女性の看護の必要性が高いと。
番組では、コスモスという会社が紹介されており、
この会社でもきれいな女性がメインで登場するドキュメントで構成されていた。
番組が、不況の時代のニーズにマッチした企業の紹介であれば、
企業のいい部分を見せるものだから、
番組には現れなかった看護業務の問題も現実にあると悲観的に捉えておく事が大切。
とはいうものの、この番組で今日は考えさせたれた。
テレ朝 『ドキュメンタリ宣言』月曜7:00~
訪問看護ステーションコスモス(山下社長)
登場社員:阿部直美、平野智子
東京都台東区日本堤1-12-6
TEL:03-3871-7228
営業: 月~金曜日(祝祭日・年末年始は休業します)
午前9時30分~午後5時30分(必要により24時間対応)
感じたことの一つに、
「A自分の生き方を動かすもの>B自分の心を動かすもの」ということ。
Bは、日常生活に多くあり、ちょっとしたニュースや映画を見て感動した程度のもの。
Aは、脳裏に深く刻まれ、今後の人生に多大な影響を与えるもの。
長く生きていると、転機が訪れるが、
その転機は、Bでなく、Aによること。
この番組で登場する阿部直美(コスモス社員)さんは、都市銀勤務中の海外旅行先で、
マザーテレサの施設を訪れ、そこでの体験から現職の看護師を目指すこととなったのですが、
たくさんの小さな感動よりも、少しでもカケガエのない体験経験が人生に影響するのかなと。
二つ目に、看護師の仕事の内容がある。
基本業務は高齢者、患者の面倒を見るというものであるが、
身体的看護と、精神的看護がある。
また多くの場合、最後の時を看取って、初めて任務完了となること。
仕事への理解、患者への理解がないと、できる仕事ではない。
だからこそ、福祉や医療の世界で働く女性は、心が澄んで見えるのだろう。
少なくとも、そう信じさせてくれることが、高齢者への精神的看護になり、
彼らの孤独感を取り除く。身体的看護だけでは拭えないのである。
そこに女性の力が発揮されると感じた。
3つ目に、福祉医療の世界について。
健全な医療環境にこそ健全な人間生活があり、欠けてはならないものである。
科学技術と同じようにノーベル賞というものがあり、
1979年受賞者のマザーテレサは、
「長期的にわたる献身的な働きにより、苦しめる人々に安息をもたらした」
という理由でノーベル平和賞を受賞している。
福祉精神も、科学の進歩に匹敵する。
最後に、
日本人口はつぼ型で半数以上が40歳以上であり、
(アメリカ人口はピラミッド型で人口増加中)
コスモスのような会社が発展することは間違いないだろうけど、
それに比例して労働者の福祉精神は発展するためには
もっと考えなきゃいけないことがあるなぁと自分自身思った。
例えば、
孤独感というストレス。若いうちは人が寄ってくるから気付かないけど、
高齢にもなると、都会にいても、働きかけなければ孤独であるし、
輪を拡げる難しさが増す。仕方ない。でも問題。
そこで、高齢者向けの出会いの場、交流の場、
つまり、高齢者向け出会い系サイトなんかあったらヒットしそう。
また、
男-男の交流よりも、男-女の交流が大切だと感じた。
なぜなら、統計的に寿命が短い単身者は、
ご近所付合いや日雇い労働などで、同性の友達は拡げられるのに寿命は短い。
対して結婚している男性は寿命が長いのは、
つまり女性が傍らにあるからだと思う。
他にも、
…福祉の現場に必要なのは、サービスとホスピタリティかなぁ。
サービスの語源は、ラテン語のServus(奴隷)ホスピタリティの語源は、ラテン語のHospics(客人等の保護)
…ホスピタリティの源は、女性ならではの美意識にあるのでは。(仮説)
などなど、いろいろと考えてしまった。
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