高校野球の強豪・青森山田は19日、野球部の寮で大阪府出身の1年生の男子部員(16)が意識不明になり、同午前1時ごろ、搬送先の病院で死亡したと明らかにした。2年生の男子部員(17)に殴られた疑いがあり、青森署はこの部員から事情を聴き、死亡との関連を調べている。【ニュース一部抜粋】
はっきり言っておこう。
僕ら野球経験者なら誰でも経験する「しごき」はどこでもある。
焼肉はどうかと思うがw
僕は昔、大阪の有名な少年野球チームに所属していました。(プロになった人も多い)
小学生からの昇級組みもいれば、他チームからの引き抜きメンバーもいる(僕はここ)。まずはその中でどう自分の居場所やポジションをキープ出来るかがレギュラーの条件となる。よって「自分を出せない・遠慮がちな性格」な人は一気に蹴落とされる。また、中学チームになるとレギュラー争いもさることながら先輩からのしごきに耐えるのが生き残る第一条件だ。そんな条件をクリアしてきた先輩達が残ってるのだからキツイのは当然か。
①練習中の見えないしごき
まず1年生はずっと上級生の手伝いと、エンドレスなランニングメニューに加え、「水を飲むな・膝に手を置くな・ずっと気を付けをしてろ」など。体罰的な指令が飛び交う。また、夏には持参した親が用意した凍った冷たいお茶は、先輩が先に休憩し後から休憩をしにいくと「もうない」。そう、全部飲まれているのです。
だから僕達はよく、トイレの手洗い場の水を隠れて飲んだりしていました。当然、練習中に熱中症・熱射病・脱水症状で倒れるメンバーも少なくない。
②練習後の「恐怖の集合」
練習が終わり、監督・コーチが帰った後、3年生の恐ろしい一言。
「今日、集合しとけ」
これは、練習後に2年が1年を呼出し、今日のダメ出しを体罰をもって実行されるのです。
・1年は正座し、一列に並ぶ。
・1年は目を瞑り一切目を開けてはならない。
・1年は上級生の命令に絶対に従わなければならない。
このように拘束的状況で実行されるので、殴られる・蹴られる・バットでシバかれる・空き缶を投げつけられる・締め技を掛けられる・立場の弱い先輩を皆の前で侮辱させられる・同級生とガチのケンカをさせられる。
などのほぼサンドバック状態で終わるのをただただ願うのみ。
防御も出来なければ抵抗も出来ない。
まあ、北斗の拳でザコキャラが村民達をボコボコにするのを想像して頂ければ話は早いでしょう。
死人が出て当然でしょ?
③上級生チームにメンバー入り
3年生が卒業すると2年生主体のチーム作りがなされ、僕も頑張った成果でベンチ入りしました。
しかし、練習で紅白戦などをすると、故意のデットボール・足をめがけたキケンなスライディング・顔面タッチなど、プレーの中でも容赦ない。
新しいグローブを新調してもらい持っていくと、グチャグチャなカタを付けられていました(ひっくり返ってたり・紐がなかったりw)
1年の時、2年のチームでベンチ入りし、その試合で僕はランナーで出ていました。
同じく同級生のキャッチャーがブルペンで先輩の玉を受けてたのですが、先輩がヒットを打ち僕は走り、ホームへ帰ると誰もハイタッチに来ません。ベンチを見ると同級生キャッチャーが倒れていました。
要は、こういう事です。
同級生はヒットを打った先輩へ「ナイスバッティング!」と声を掛けなければいけないので目をそらした瞬間、ブルペンで投げていた先輩ピッチャーがキャッチャーにボールを投げたのです。
それが運悪く、目に直撃。硬式球ですよ。
僕の同級生は失明は免れたものの、野球人生を終わる事となりました。
ざっと思い出すだけでこれだけの話が出来てしまいます。
また、さらに恐ろしいのは、監督はその事実を全部知っているのです。
ひょっとしたら監督の命令か?とも思えるくらい。
全てのチームがそうではないと思いますが、こんな経験をされた方は多いのではないでしょうか。