さてさて、その3です。
中級者のデジイチにしようとしたところ店員に初心者用の安いデジイチを勧められた理由の一つに、初心者に使いやすいあるポイントがあります。
そのポイントがこれです。
このデジイチの後ろの画面に左から「シャッター・スピード」、「絞り」、「ISO感度」の今の設定状況が表示されます。
ほかのデジイチでも表示されるけど、数値だけしか表示されません。
でもこれは、ダイヤルが回ったり、絞りが絞られていったりする視覚効果で表示される。
これは使ってて、なんで店員がこれを進めていたか分かりました。
夕焼けなどどんどん状況が短時間に変わっていく風景や飛行機や電車など撮りたいと思ったとき、数値だけだと今の設定がどんな状況なのかを瞬時に理解できないので、最適な設定に変えられない。
変えなくても綺麗に映るんですが、「ちょっと違うな~」って感じなんです。
もうちょっと具体的に言うと、
スイッチを入れると、撮る前の設定が表示されます。
撮りたいものにピントを合わせてシャッターを半押しすると、カメラが自動的に考えて設定を勝手に変えていきます。
この時にシャッタースピードが急に遅くなったり、絞りが急に絞られたり、ISO感度が急激に下がったり、ダイヤルが回ったり、絞りが絞られたりする絵として設定変化を教えてくれます。
「これじゃあ、シャッタースピードが遅すぎて手ぶれしちゃう!シャッタースピードをもうちょっと上げよう。」
と思って、故意に上げると、それに合わせて他の設定が変化してくれます。この変化も絵として分かります。
このギミックというのか、この仕掛けが初心者には分かりやすいです。
瞬時に判断して設定を変えたいときに理解するのに時間がかかってしまうと、シャッターチャンスや撮影枚数を逃してしまいます。
「なんか初心者のくせに分かってふりして~」と思っている人もいると思いますがその通りです。
浅知恵でも設定はどんどん変えていかないと、最適設定を探せないんです。
「あ~、この時はこんだけ設定を変えてもいいのか~。」とか、
「ここはこの設定を変えた方がいいのか~。」など、
理由は分かっていても分からなくても経験で理解できます。
浅知恵で設定を変え過ぎて失敗した写真がこれです。
これは深夜に撮った写真です。
よく見てもらうと分かるんですが、昼間のように明るい感じで公園の風景が撮れてますが、青い空を見てみると見えるはずのない星がいっぱい見えると思います。
欲張っていっぱい光を取り込んで受け取る設定にしたら、こんなになっちゃいました。
これはビックリしたのと同時に、こんな夜景も嫌いじゃないので、このテクニック?失敗を逆に使いたいと思いました。
こんな感じで三脚を使っていろいろ場所を変えたり絶景探しをしたりして撮った写真で、私にとってベストな写真が撮れました。
左上に富士山のシルエット。右上に印旛沼。そして真ん中を電車が走ってる写真です。
この写真の明るさより、もうちょっと明るい時にその場所で撮影の準備をして、写真を撮りながら
「あれ!暗すぎだな。」
「今度は明るすぎた!」
「なんか赤っぽ過ぎる!」
「電車がぶれちゃった!」
って失敗を繰り返していくうちに、どんどん暗くなり夜景に近くなってきます。
ここで先ほどの失敗が生かされました。
ISO感度をメチャ上げて、シャッタースピードを意外にあげて撮った写真がこの成功写真なんです。
私にってこんな設定はあり得ないと思ってた設定です。
もう星が見えるかもしれないくらい暗くなって、あきらめかけた時になんとか撮れました。
もっと明るい時点でベストショットを撮れれば、楽に綺麗な写真が撮れるはずなんですが初心者にとっては難しいんですよね~。
でも頑張れば無理だと思っても何とかなる事を勉強できました。
こんな感じで、のめり込んでます。
今までやってた魚釣りに似ているんですよね。
釣りのポイントを探して、餌を変えたり、タナを変えたり、仕掛けを変えたりして釣れずに、試行錯誤してやっと釣れた時の嬉しさと似ているんです。
いや~、カネのかかる厄介なモノにはまってしまったな~、と思いながらニヤニヤしているポルコでした。
P.S.
とりあえず、「カメラに夢中」はこれで終わりですが、撮影写真や苦労などブログに書いていこうと思いますのでよろしくね!