住宅ローンを抱える身で、定年を迎える年に

無謀にもミーレの食洗機を入れるキッチンリフォームを計画中。

ミーレが食洗機の選択肢に入っているシリーズを探していて

見つけたのが少しマイナー（申し訳ない）な、ナスラック。

身売りしたとはいえ、老舗のステンレスキッチンメーカーではあるし、

意外に（再び申し訳ない）デザインもよかったので、

業者を決める前にショールームに一人で行ってみることにした。

東京のショールームは、JRの駅でいうと

浜松町と田町の間にある。

それほど大きなショールームではないものの、

キッチンはエントランスを入ってすぐにいくつか展示があり、

やはりこれが主力商品なのだろう。

これは最上位グレードのセスパ。

ステンレスキャビネットだし、シンクキャビネットに開き戸が選べるので

ちょっと贅沢かもしれないが、これで検討している。

予約をした当時には、

コスト重視でステンレスカウンターにしようと思っていたが、

狭いマンションのわが家では、2m以上のステンレスの1枚カウンターを

問題なく設置できるか疑問になってきたので、カットができる人造大理石で

見積もりをしてもらうことにした。

ステンレスとい人造大理石は

シャープなカウンター厚さ20mmと40mmの斜めカットというタイプも選べるが

一番安い40mmのスクエアタイプ。とはいえ、一番シャープな20mmとの差額は数千円。

実物を見ていいなと思ったのはカウンターと扉。

人造大理石のカウンターというのは、アクリル樹脂と謳われているタイプでも

安っぽいものは本当に安っぽい。白いと余計に安っぽさが目立つ。

各社最上位機種でも人造大理石は2グレード用意しているところが多く、

下位は見た目が落ちるものが使われているようだが、

どうやらセスパの場合は、スタンダードもメタクリル樹脂を

使っているようで想像していたより質感がよかった。

素材の確認はしていないが、安いシリーズの人大とは

違う、とのことでベルフラワーという一番安いシリーズで使われている人大とは

明らかに違ったし、個人的にはLIXILで使われている人大より

こちらの方が好み。

※後日確認したら、明言はされなかったものの、

スタンダードは上位グレードとは別会社のもの、ということだったので

メタクリル樹脂ではない可能性大。残念でした。。。

ただし、メタクリル樹脂だとしてもコーリアンではなく、スタロンという

韓国のメーカーだと思う。少なくとも、セレクションという上位グレードは

スタロン。

扉は一番下のグレードでも高圧メラミン、色は少ないがマットもある。

今のわが家のブルーの鏡面より好みに合う鏡面がどのメーカーにもなく、

セスパのストーングレーはちょっとザラっとした手触りも含めて気に入った。

水栓はいったん贅沢のグローエ、コンロとレンジフードはまだ交換して5年半なので

流用することにして、見積もりをお願いした。1週間ほどでメール送付してくれるそうだ。

待っている間にナスラックの特約店からいくつか業者を選んでみるつもりだ。

メールでショールームの担当者に相談したら、特約店の営業に依頼して

マンションリフォームの実績があるか程度なら聞いてくれるらしい。

3方壁は施工精度を要求されると思うが、そこもメーカーの施工部門が

対応するという手もあるそうだ。費用が気になるが、そういう方法もあるということが

わかっただけでもショールームに行った甲斐があった。

ナスラックのショールームに行ってみた