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上海での不妊治療第二回目です。
生々しい表現があります。
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初診から約1週間、生理が終わって2日目に卵管造影および触診、おりもの検査、血液検査を行いました。
今回、本当に疲れました…順序通りにそれぞれ書きたいと思います。
①挂号(受付兼診察料支払い)
予約は前回先生がしてくれたので、その時もらった予約表と診察カードを渡すと、何も言わずとも支払うべき値段が出てきます。
今回は同じ先生だったけど「専門家」値段ではなく「特需」値段になり、なんと300元(約5,000円…)でした。診察料だけで。うーん
※中国では、先生によって値段が変わり、しかも、同じ先生でも曜日によって値段が違うので要注意です!
②登記(診察室の階で登録)
これがイマイチよく謎なのですが、とりあえず「登記しろ」と案内板に書かれているので言われるがままやります。
担当の人が診察カードをピッとして終わり。
前回は担当の人がずっと不在でやってなかったけどちゃんと名前呼ばれたし、何と連動してるのか本当に不明です。
中国ではこういう謎の作業が多い…
③診察
いかんせん今日の邹医生の診察料は300元なので患者は少なく、待ち時間ほぼなく診てもらえました。
実は私は子宮の左部分(卵巣かも?)が数年前からたまに痛み、そのことを伝え先生に診てもらいました。
(日本の先生やこっちの先生にいつも相談しているけどいつも「問題なし」と言われています)
触診で診てくれたましたがやはり「異常なし」とのこと。子宮内膜症の傾向はありませんか?と聞いたけど今のところそれは見受けられないとのこと。
触診が終わると今日やることの説明をしてくれました。
まず、先ほど先生が採取した私のおりものを持って、1階の化学室に提出→結果が10分後に出るから結果が出たら先生のところに戻る→尿検査→それから卵管造影
④自分のおりものを自分で持っていく
中国では自分の血をはじめ尿までも自分で持って病院内を移動し、それぞれの化学室に提出します…正直、うんざり。
今回は診察室のある2階からおりもの持って1階におり、化学室に提出すると、「お金払ったの?」と一言。…そう、ここは先払いの国。
その足でまた受付に行き、お金を払い、再度化学室へ。(この間ずっとおりもの持っとるわ)
この時気になったのが、おりもの検査料以外に、風疹の検査料も料金の中に入っていたこと。
風疹の検査は日本で受けたので、先生はこっちではもういらないと言ってくれてたのに…後で先生に聞こう。
⑤結果レポートを印刷
おりもの提出10分後、結果のレポートを印刷するために本棟1階へ。(人工授精の科は別の棟になっている)
以前ブログで紹介した、1階の機械でレポートは印刷でき、それを持って先生のところへ。(疲れるわぁほんと…)
⑥先生にレポート提出
検査の結果は異常なし。風疹のことを聞くと日本のとまた別の種類をチェックするとのことでした。
チェック項目が本当に多い…でもいずれやるならもう最初からやってくれた方がいいし、いいんだけど、最初から教えてほしかった…
そしたらおりもの結果待ちの時に風疹の検査(血液検査)もできたので。
⑦風疹検査のため血液検査
血液検査も面倒。まず番号札を取って、それからインフォメーションセンターのようなところでバーコードシールが貰えるのでそれを持って血液検査室へ(並ぶ)。このバーコードシールは血を抜いてくれる看護婦に渡します。
⑧尿検査と卵管造影のお金を払う
並ぶよ…
⑨尿検査
先生には同じ棟の1階と言われたからそこに行ったら、門番のおばちゃんに「まず二階で検尿のカップと試験管をもらってきなさい」と言われ、また2階に戻る。2階に戻ってその2つを貰うと、今度は「本棟2階で検尿して」と言われる。
とりあえず本棟2階に行って検尿コーナーを探すも謎で、夫に場所を聞いてもらう。
日本のように検尿用トイレがあるのかと思ったら大間違い、普通のトイレで尿を取って、自分で試験管に入れて、それを自分で尿化学室に持ってって提出。
…本当につらいのよ
⑩卵管造影のための受付
ようやくの思いで検尿が終わると次こそ今日のメイン、卵管造影。
卵管造影の場所に行くとやはりまずは受付ね。そこでまぁ並ぶ。ようやく自分の番になると今度は「あなた薬は?」と聞かれる。
「??」の状態にいると、「まず薬をもらってきて」と言われる。
そういえばさっきお金払ったときに、薬の領収書があった。それかな?と思ってそれをまた1階まで取りに行く。(ここでも並ぶのよ…)
それからまた卵管造影のあるB1に戻って、「これ?」と見せると、「違う!まずお金を払って、それから取りに行くのよ」と。
また1階に戻ってお金払う(並ぶよ)→薬貰う(また並ぶ)、もらった薬、これ…これってまさか造影剤?卵管造影のお金払ったときにまとめて払わせてくれよ!!!!!
とりあえずまたB1の受付に行って合格をいただき、ようやく卵管造影をしてもらえる状態になる。
待つこと30分、ようやく名前を呼ばれて、なんかにサインさせられ、説明を受ける。
主に、
1.終了後15-20分後にレントゲンを再度撮るので、そのまま帰らないこと。
2.卵管造影した当月は夫婦生活はだめ
3.2週間はシャワーのみ。
4.検査結果は2日後に出るので、決められた場所でレポートを取得すること。
5.レポートで分からないことがあれば先生に聞くこと。(先生の名前や診察時間が書いてあった)
同様の紙もくれて結構親切…であった。
⑪いざ、卵管造影
幸いなことに日本で1度受けていたので手順は経験してるし、そこまでの緊張はなかったです。ただ、中国ってこともありひたすら不安…
なので、先生に、「私とても不安だから、造影剤いれるときゆっくり入れてね!」とだけ伝えておいた。
日本と同じように診察台に横になって、最初は消毒→造影剤→合間合間にレントゲン→終了
日本と違うのは、日本のようにカーテンがなく、先生が布をかぶせて、その中に入ってガチャガチャやってたみたい。(私は怖くてこういうのは見れないタイプ)
あと今回は日本と違って造影剤が入ってくるのが分かりました。さすがにうおおおおおお!ってなりました。
何が痛いって、アヒルの口みたいな、穴を開かせている器具(生々しくてすみません)が痛かった…叫んでたら先生は「もうすぐよー!」と何回も言ってくれたけど…こっちの「もうすぐ」はもうすぐじゃないこと、知ってますけん。
大体全部で10分もかからず終わったと思います。
その後15分ほど待って、レントゲンして、終了。抗生物質2日飲んでねと言われて終わり。食後?1日何回?と聞いたら、「説明書見て」の一言。雑…
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今回支払ったお金
診察料…300元
おりもの検査…7元
風疹Igc検査…60元
風疹IgM検査…60元
尿検査…30元
卵管造影…1,322.5元
造影剤…55.61元
抗生物質…24.92元
合計…1860.03元(約3万円)
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私は卵管造影やエコーは本当に苦手で、終わった後とても憂鬱になります。
正直、中国ローカル病院での不妊治療は、体力的にも精神的にもかなり疲れます。
何度も巨大病院の中を行ったり来たり、人によっては非常に冷たくあしらわれることもあります(幸い今日はなかった…)
いいところは、日本のように段階を踏んで、というのがあまりなく、一気に全部調べるというのが、スピーディで、時間にロスがないかなと思います。
それ以外のメリットは…特に見当たらない値段も安くないし
あ、体外受精の成功率は、日本より高いらしいです。
卵管造影の結果はまた来週教えてくれるそうです。
日本ではその場でわかったのに、謎です。
また再診行ったら報告します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました