今日からパリオリンピックが始まります(一部競技はすでに始まっているようです)。

日本からも多くの代表選手が出場し、すばらしいパフォーマンスを披露してくれることと思います。日本選手の活躍を期待しましょう!

 

というわけで、今朝の話はここから。

 

未成年の体操選手が飲酒・喫煙しているという内部告発があり、当該選手が代表を辞退する事態となりました。補欠の方をエントリーしようにも、期日を過ぎている事・ケガによる離脱ではない事からルール上エントリーできず、実質日本代表は一人少ない状態、しかもエース格を欠いた状態で競技に臨むことになります。

この決定に各方面から賛否両論が起こり、オリンピック本編以上に盛り上がっている感じがします。

「決まりを守れなかったのだから辞退は当然」から「未成年にこの決定は厳しい。厳重注意位でとどめるべき」など、人によって「未成年の飲酒・喫煙」に対する寛大さがハッキリと別れています。

 

僕の意見ですが、「辞退は仕方ない」と思います。

 

日本体操協会が出している代表選手に関する規範でも、代表選手として活動する際は年齢にかかわらず飲酒・喫煙を禁止することが明確化されており、それを破るということはどういうことか、当該選手も知っていたのではないでしょうか。それで「辞退」という決断をされたわけですから、当然の判断かなと思います。

あとは協会側が、追加の処分を検討するか、ということが焦点になりそうです。「辞退」ですから自ら退いたわけです。これに対し、協会がこれで終わりにするか、謹慎や期限付き対外試合禁止とか一定の処分を下すのか、判断が注目されます。

僕はある程度の処分は必要かなと思います。もちろん、復帰してまた活躍できるチャンスを残す程度に。

 

今日からオリンピックで盛り上がるはずが暗い話題でかき消されそうな感じもしますが、体操の代表選手の皆さん、ビハインドを克服できるよう、無理をし過ぎないよう、頑張ってください。