地理の話でよく出てくるのが、「位置関係があいまいな県がある」ということです。

 

例えば「鳥取と島根、どっちが東側かわからない」、「北関東三県(茨城・栃木・群馬)の位置関係がわからない」、「岩手と秋田、どっちが太平洋側かわからない」など。

 

もちろん、そういった方を責めることはありません。

 

位置関係があいまいになるのは、やはりその場所から遠方に住んでいるから、というのが一番かと思います。

なじみのない場所を覚えるのは結構大変で、近場の店であってもどの辺にあったか迷うことがしょっちゅうあるのに、何百㎞も離れた場所の位置関係を覚えるのなんて…と思う気持ちもよくわかります。僕も近所の店の位置関係を間違うことがあります。

 

都道府県の位置は、学校教育を受けている間は全問正解が基本ですが、その後は地理に関連する学校・職業や、地図を使う機会が多い人以外は、考えることの少ない話ではないでしょうか。

「無理して覚える必要はないが、知っておくと何かと便利」ぐらいで考えておくと、無理なく覚えられるでしょうし、見分も広がってよいと思います。