どの街でも渋滞はつきもの。大都市になるとそれが顕著に出ます。

 

各自治体ともいろいろなアイデアを出して渋滞を少しでも減らす努力をしていますが、完全にゼロにならないのが実情。永遠の課題といえそうです。

 

昨年、宇都宮市で開業したLRTも、駅と工業団地を結ぶ区間の渋滞対策に貢献していますが、それでも朝晩はまだまだ激しい渋滞が起きています。

むしろ、LRTも満員なのにクルマも多いわけですから、開業しなければこれ以上の渋滞に悩まされ続けていたということです。

 

最初から渋滞しない街を作ることはできるかというと、それはできないと思います。

 

街の整備は街の規模に合わせて行うものですから、課題に対してはどうしても後追い的な対策になってしまいがちです。

人口1万人の街に50万や100万人クラスのインフラをいきなり整備しても、インフラの維持にお金がかかるし、見た目もスカスカすぎて対外的に見ていいものではありません。

そうなってくると、やはり街がある程度発展して、渋滞が起きて初めて手を打つべきものになってくるのだと思います。

 

ひどい渋滞は考え物ですが、渋滞はある意味都市が発展している事の証左なのかもしれません。