帝劇公演のキャスト発表がありましたね。
まずは『エリザベート』。ウィーン初演20周年にふさわしい新キャスト…のふれこみの割には大幅な刷新ではないようです。
タイトルロールは春野寿美礼さんと瀬奈じゅんさんのダブル(すでに発表済)、トートには、山口祐一郎さん、石丸幹二さんが残留、城田優さんに代わりマテ・カマラスさんが新たに加わりました。なるほど…って印象です。
気になっていたルドルフは全員入れ替えで、グっと若返りました。大野拓朗さん、平方元基さん、古川雄大さんの3名ということですが、実はあまり存じ上げません。平方さんは『ロミオ&ジュリエット』のティボルトが記憶に新しいです。ティボルトよりは正統派プリンス的佇まいの印象を受けたので、ルドルフには合っているのではないでしょうか。大野さんは舞台経験がおありなのかな?映画『インシテミル』に出演されていた方ですよね。古川さんはテニミュ出身で、『ファントム』のシャンドン伯爵役も務めた方なんだ~。ルドルフ好きの私としては、やっぱり全員観ておきたい感じです。
次は代わるのでは?と噂の高かったルキーニは高島さんのまま。まあ、あの役作りの気持ち悪さ(良い意味で)を超えるorイメチェンできる人材が乏しいのかもしれませんね。
フランツ・ヨーゼフは岡田浩暉さんが加わって、石川禅さんとのダブルに。
ゾフィーに杜けあきさんが残ったのが意外でした。2010年の公演では調子がイマイチで(元々声域が合ってないのかも)、終盤は高音が出てなかったので次はないかな~と勝手に思っていたんです。ごめんなさい!
マックスは村井国夫さんから今井清隆さんにバトンタッチ。個人的にシシィとパパの不協和音の「パパみたいに」が大好きなので、どんな感じになるか楽しみです。
実はもう飽きた感が否めない『エリザベート』なんですが、こうやってキャストを変えてこられるとついつい複数回観てしまうんですよね…。東宝の思うつぼに自らハマっていく自分が若干情けないです。
次は『ルドルフ ザ・ラストキス』。2008年の初演は1回しか観られなかったんですが、浦井健治さん演じる狂言回しの手品師ファイファーがやたら強く記憶に刻まれていて、来年の公演でどなたがされるかが最大の関心事だったのに、今回の発表内容に含まれておらず…。肩透かしを食らった気分です。
演出が宮本亜門さんからデヴィッド・ルヴォーさんに代わるので、作品も別モノになるんでしょうけど…。
とりあえず、今回発表された主要キャストを初演と比較してみます。
ルドルフ皇太子:井上芳雄(変わらず)
マリー・ヴェッツェラ:笹本玲奈→和音美桜
ステファニー:知念里奈→吉澤梨絵
ターフェ首相:岡幸一郎→坂元健児
ラリッシュ:香寿たつき→一路真輝
フランツ・ヨーゼフ:壌晴彦→村井国夫
この作品はワイルドホーンさんの難しい曲が多いので、実力派のキャストじゃないと厳しいと思いますが、2012年版も期待できそうですね。これでファイファー役を浦井くんがまた…な~んてなったら夢のようだけど。
帝劇の2012年ラインナップがだいぶ埋まってきています。『モーツァルト!』の日本初演から10年なんですけど、やらないのかな~。