スカステのOGナビ、前回の井上芳雄さん&涼風真世さんトークに引き続き、今回は山崎育三郎さんと香寿たつきさんの組合せで放送されました。

タータン「ヴァルトシュテッテン男爵夫人を演じます、香寿たつきです」
$好きなもの、いっぱい!

育三郎「みなさま、初めまして。ヴォルフガング役をやらせていただきます、山崎育三郎です。よろしくお願いします」(とっても礼儀正しい感じで好印象です)
$好きなもの、いっぱい!

タータン「『モーツァルト!』の場合は、実在した人物の、モーツァルトという作曲家の一生を描いた作品なんですけれども、そのヴォルフガング役を今回は初挑戦ということで、山崎育三郎くんとトークをさせていただくということで、(育三郎さんに)どうですか?お稽古が始まって?」

育三郎「そうですね、ホントにガチガチで、稽古場に初め入ってきたんですけど、『モーツァルト!』のカンパニーは雰囲気がやわらかくて、みなさん」

タータン「小池先生はじめね(笑い)」

育三郎「小池先生はじめ。すごい温かい雰囲気の中、迎え入れてくださって、みなさんの空気が温かいので、すごく今、良い雰囲気の中、稽古をやらせていただいてます」

タータン「ハイ」

育三郎「ハイ」

タータン「いや、私は山崎くんとは2度目の共演・・・」

育三郎「そうですね、ハイ!」

タータン「2年ほど前に、このまた『ラ・カージュ・オ・フォール』という作品で一緒だったんですけど、今回の作品で初めてまた顔を合わせた時に、育三郎くんの印象がとても私変わっていて、というのは、その時はホントにボク・・・坊ちゃんって言うすごく細~い、ひ弱~な感じのイメージだったんですけど」

育三郎「(ちょっと恥ずかしそうにうつむいて) あ、そうですか」

タータン「今回、すごくワイルドな感じで」

育三郎「え~!(と、握りこぶしを口元に持っていって思案する仕草)」
$好きなもの、いっぱい!

タータン「カラダ、鍛えたかなんかした?」

育三郎「カラダ、ちょっと前の作品で鍛えたのはあるんですけど、ま、役柄も・・・あると思うんですね。前回は、ホントお坊ちゃんの、髪型もマッシュルームみたいな感じで、役柄だったんですけど、わりとモーツァルトはボクは活発なイメージを持ってるので、普段の雰囲気が役に近づいてきてるっていうのもあるんじゃないかなと思うんですが。今回何度目の?」

タータン「私は3度目なんです。再演から出演させていただいてるんですけど、育三郎くんも知ってるように『星から降る金』という・・・」

育三郎「うーん、名曲・・・」

タータン「『モーツァルト!』の中では名曲といわれた曲を歌わせていただくんですけど、まぁ3度目だからちょっとは進歩してて、自分自身も緊張しないで歌えるかなと思ったんですけど、やっぱり稽古に入って、その場面の稽古になると緊張が蘇ってきて、また余計に緊張しちゃうっていうのかな、その前にシカネーダの『ちょっぴり・・・』のテンポが速くてみんなでワーっていう場面で、そこになんとなくササササって出てきて歌う、歌いだす時、お客さんが、帝劇中の客席がシーン・・・(静かな水面を表すような動作)とかなるので、その緊張感に自分がこう耐えながら歌うというのが堪らなく、なんか・・・快感に早くなったら良いんですけど、快感にはまだなれないので、今回は快感になるように頑張りたいと思います」

育三郎「稽古場でもあの曲が流れるとホントに稽古場がシーン・・・となって、あの曲、包み込まれるような空間になりますよね」
$好きなもの、いっぱい!

タータン「不思議な曲よね」

育三郎「不思議な曲・・・ボク、ホントに『モーツァルト!』大好きで、初演からずっと観させていただいてるんですけど、改めてヴォルフガングとしてあの曲をホントに隣で聴いていると、ホントに涙がこみ上げてくるような気持ちになって、すごく・・・そして勇気づけられて前に進める曲なので、ホントに大切な曲なんで・・・」

タータン「この間、イベントの時にお話してて聞いて、“『モーツァルト!』を初めて観た時には、ボクもミュージカルをやりたいし、この役はやりたいって思った”っていう時にはかなり小さかったでしょ?芳雄くんの・・・」

育三郎「あ、えーと、15か16歳かな~、高校生の1年生か2年生の時に、この初演を観て、ホントにお客様と同じところから観てて、あ、この役いつかやりたい!って思ったのがちょうど8年前で、それからずっと思い続けて、いつかこのヴォルフガングやりたいんだって思いはずっと目標というか夢・・・に思って、ここまで生きてきました」



ワイプ画面でプレイベントで『僕こそミュージック』を歌う育三郎さんの映像が映っています


タータン「あと、初日を迎えるにあたって、おそらく緊張してると思うんだけど、どう?今の気持ちは?」

育三郎「正直、ま、オーディションがありまして、決まった時はホントに、あ、8年間思い続けた夢がかなったっていう気持ちと同時に、不安・・・がのしかかってきて、ハッ、帝劇で主演?ハッ、山口祐一郎さんと市村正親さんより後にカーテン・コールで出てくる?って思った時に、コワイ!!(ここはすごく強い口調でした)」

タータン「(笑いながら)そうよね!」

育三郎「(両手を合わせて口元に持っていき)で、で、なんとも言えない気持ちになってしまって(胸の前で両手をグルグル回し、混乱した感じを表現しながら)、そっから何ヶ月かはホント、コワイな~っていう気持ちでずっといたんですけど、なんか、ある時から、でも、やるしかないな(笑い)っていうか、もう・・・うん、逃げないで・・・もう、もうやるしかない!っていう気持ちに切り替えて、それからはもう自分のペースで、とにかく自分が稽古で納得いける役作りをして自分を信じていけばいい!っていう気持ちで今はいます」
$好きなもの、いっぱい!


ここでお稽古映像が入ります。曲は『モーツァルト!モーツァルト!』

最後に・・・
タータン「ホントに、先ほどのお話の中でも育三郎くんが言ってたように、このカンパニーはホントにこう温かくって、ひとつの作品を作っていくという上ではとて居心地良く、みんなが同じところを目指して頑張っているので、きっと今回も育三郎くんという新しいヴォルフガングを迎えて、新しい生まれ変わる『モーツァルト!』になると思うので、ぜひ期待して観にいらしてください」

育三郎「どんな人でもいろんな・・・人生生きていくうえで悩みだったり、いろんなものを背負って生きていると思うんですね。それをこの作品を観て、ヴォルフガングを通じて、みなさまに何か感じていただけたら嬉しく思います。ボクの夢がかなう瞬間を一緒に感じていただけたらと思います」