星組宝塚大劇場公演『宝塚花の踊り絵巻/愛と青春の旅だち』のお稽古場から、主演の柚希礼音さんと組長の英真なおきさんのトークが放映されました。

ちえは、ロミオの頃とは打って変わって、士官学校モードのショートヘア!超カッコいいです!髪型でこんなに印象が変わるんだな~と興味深く拝見しました。



好きなもの、いっぱい!

じゅんこ「さて、宝塚大劇場公演!」

ちえ「ハイ!」

じ「お稽古、いよいよ始まりましたが」

ち「始まっております!」 ※漫才の語りだしみたいなやり取りです汗

じ「おります。 まぁ、1週間、10日ぐらいですね!」

ち「そうですね。 もうすっかり髪の毛も短くなりまして」

じ「ホントですね」

ち「もう、すっかり!」

じ「また違う、新鮮な・・・」

ち「はい!もう、向いております、大劇場用に」

好きなもの、いっぱい!

じ「向いておりますね~。 まずは、日本もののショー『宝塚花の踊り絵巻』の方からちょっとお話をしましょうか」

ち「そうですね~」

じ「どんな感じですか?『さくら』以来ですから、星組といたしましても3年ぶり・・・」

ち「4年?」

じ「4年?」

ち「3・4年ぶりです」

じ「うん、いい感じです。そうです、間違いない、3・4年ぶりでございます」(横でちえが笑っている)

ち「今回もまた憧れのチョンパで!」

じ「そうです!チョンパ。 良いですね!」

ち「やっぱり、チョンパって良いですね」

じ「うん、すごく。ワクワクする」

ち「お客様がなんか・・・、うん、客席で自分が観てる時も、チョンパってすっごいワクワクするから、あの、来るぞ来るぞ、ザワザワドキドキドキ、チョンパ!みたいのが」

じ「初めて?」

ち「『さくら』で一応してたんですけど、本舞台だったのでー」

じ「そうだね」

ち「なので、そこにバンっって、しかも座ってたので、なんかこう前を向いているってことが、新人公演の『長崎しぐれ坂』でしたんですけど」

じ「あー」

ち「その時、やっぱり普通のチョンパより、もう目が開けてらんなかったですよ、もうもうもう」

じ「そうそうそう、蛍光灯100万みたいなね!」

ち「そう!」

じ「ちょっとまた違うライティングやもんね」

ち「だから今回もすごいのかなと思って」

じ「そうですね」

ち「でもすごく楽しみ」

じ「そうですね、今度はまあ季節が秋なので、秋の踊り・・・菊やね」

二人「紅葉や・・・」

じ「その後、雪にもなり、早春にもなり、みたいなね!」

ち「そう!最後、桜の方向に行って」

じ「楽しみやね」

ち「楽しみ」

じ「どのくらいですか?私まだ最初の部分・・・」

ち「私、中詰めらしき、おけさ幻想を」

じ「あー!難しそうな歌!!」

ち「あっそう!!」

じ「すごい難しそうな歌なんですよ(カメラ目線)」

ち「(カメラ目線で)すっごい民謡的に歌わなくちゃいけない・・・」

じ「普通のでも おけさじゃなく、ちょっとアレンジもすごくカッコよくて」

ち「そうなんです」

じ「ちえが稽古してるのを聞いても、この場面は楽しみだと思っちゃうんですが」

ち「もうすごい盛り上がりなんですけど、最後は。でも最初は意外にものすごい・・・」

好きなもの、いっぱい!


(言葉をさがして沈黙・・・)
好きなもの、いっぱい!


(あまりのタメの長さに、横でじゅんこさんがバタッと音を立ててちえの膝に崩れ落ちる)

ち「わぁー!(右手を上げて叫ぶ)」

好きなもの、いっぱい!
好きなもの、いっぱい!
好きなもの、いっぱい!


じ「(大笑い) あービックリした」

ち「ものすごいあれなんですよ、最初はもうこういう感じなんですよ(と左胸に右手を当てて、うつむくようなポーズ)」

じ「全然わからんっ!(爆笑) これ、さっぱり伝わってないよ」

好きなもの、いっぱい!

好きなもの、いっぱい!


ち「最初はしっとりとしてるんです」

じ「あーなるほど」

ち「私、今回、あの若衆とかしっとりとか粋とか、こう前回のように、“桜は嫌いじゃ~”みたいなの、ない(笑い)」

好きなもの、いっぱい!

じ(爆笑)

ち「そういうきりじゃないので」

じ「ちょっと成長して大人になり、ちょっとしっぽり・・・」

ち「そうなんです。しっぽりなんですよ、担当が。(ため息混じりで)なのでー、すごく苦戦してます、全部」

じ「いやぁ、楽しみ」

ち「なんか、手ぇひとつにしても、なんかこう、難しい」

じ「じゃ、こうやって(日本もの独特の手を返す動きをやって見せながら)稽古してるの、ちょっと小指がなんか」

好きなもの、いっぱい!

ち「なんかよくやるこういうやつ(と、手を動かして)」

じ「(ちえの手を指差し) ちょっと違うと思う!」

ち「あれっ!(ちょっとのけぞって) な~んか、やっても幅あるんですけどー(と、自分の左手のひらの幅を強調するような仕草)」

好きなもの、いっぱい!

じ(爆笑)

ち「超練習して。お風呂でもいつも練習するんですけど(手を返す動きをしながら)、なんか違ーう!あの、美恵子先生とかね」

じ「あーもう美しいですよね」

ち「(吐息声で)うつくしー。どうなってるんでしょうか(指を動かしてみたりしている)」

好きなもの、いっぱい!

じ「ホントにもう、一挙手一投足ね、見て勉強しないと、みんなで」

ち「またみていただけるので、嬉しいです」

じ「ホント、幸せです、あんな近くでね、やっぱり拝見させていただくと・・・。素晴らしいものを見ないと、“あ、あそこまで行きたい”とか、もっと素晴らしい世界があるんだってことを、やっぱり、みんな下級生にもわかって欲しいので」

ち「お稽古場が見れるって嬉しい」

じ「貴重、貴重、貴重! ホント、ホント」

ち「また勉強させていただいて・・・。(いたずらっぽく)夢咲ねねさんもしっかりと」

好きなもの、いっぱい!

じ「ホントだよね!」

ち「勉強してもらいます(笑い)」

じ「(大笑い) ホントだね。でも、二人はさー舞踊会とかも一緒に・・・」

ち「出てますねー」

じ「やってるもんね」

ち「うん。一応」

じ「でも、長いしね、ひと月やし。毎回ね・・・お化粧も・・・」

ち「お化粧もー!恐ろしいですね、舞台稽古。みんながどんな顔して登場するか」

じ「(笑い) ホント、でも、それも大切なことだからね、頑張りましょうね!」

ち「頑張ります」

じ「でも、ホント、盛りだくさんな、とても華麗で美しくて、やっぱり和の世界って、やっぱり日本人みんな惹かれるところあると思うので、まぁ楽しみにしていただいて大丈夫だと思います」(ちえはじゅんこさんの言葉に呼応するように、カメラ目線で何度も頷いてみせる)

ち「はい」

じ「そして、お芝居の方は」

ち「ハイ」

じ「あの、映画・・・『愛と」

二人「青春の旅だち』」

じ「でございます。(ちえの肩をたたいて)リチャード・ギア!」

ち「リチャード・ギア!(と言いながら、自分でも左胸の上の方をポンっとたたき、笑い)」

じ「ね、ヘアスタイルも、また・・・(横でちえが腕立て伏せの動きをして見せると) 腕立て伏せのシーンもあり」

ち(笑い)

好きなもの、いっぱい!

じ「ね!」

ち「(カメラ目線で)あるんですよ!」

じ「まー、逞しくまた成長していく、また、でも、ね!『ロミオとジュリエット』のあのロミオとかとは違う・・・」

ち「違いますねー」

じ「ね、新しい柚希をまたお見せできると思います」

ち「すごい新しくて苦戦中ですが、きっと初日までになんとかします(笑い)」

じ「(笑い) するする!しましょう!」

ち「しましょう!」

じ「うん」

ち「またまた・・・(と、じゅんこさんを示す)」

じ「あっ!またまた、ちょっと、父親役をさせていただくんですが(お辞儀)」

ち「おとうさま、ホントにお父様していただくこと多いんです」

じ「多いね!」

ち「ホンット、全然違います、いつも」

じ「違うね!いろんなパターンがあるもんですね、親子関係」

ち「ホント!」

じ「ね!」

ち「今回は結構、なんか悲しいですね」(淋しげに俯く)

じ「ごめんね、ホントに申し訳ない」

ち「(声色を変えて)ひっどーい ですよ」

じ「ひっどーい よね(ちえ、笑い) 結構、私、その救いようのない感じが、結構気に入ってたりするんだけど」

ち「あー」

じ「でもー、まぁ でも、最後ちょっとね」

ち「そうですね」

じ「あのー、息子の成長をちょっと喜ぶみたいな」

ち「最後、卒業してから、映画にはない、父がね」

じ「うん。ちょいとね」

ち「言って良いんですよね? 言うてダメか」

じ「ちょいとね」

ち「ちょいとなんか、いいのことがあるんですよ」

じ「まあね」

ち「そこが歌もすっごい、昨日、譜面もらったんですけど、結構感動的で」

じ「でもまぁ、やっぱり青春という感じで」

ち「青春ですね」

じ「ホントに成長していくザックがね、段階を経て、お客さんを惹きつけるように描かれていると思うので、それぞれの同僚であったり、フォーリー教官、テル演じるあの怖い軍曹だったり、いろんな群像劇でもあると思うので」

ち「そうですね、そのフォーリーとの友情になっていく様子とか、あと夢咲ねねとの恋愛ものもあり、親子ものもあり、なんかいろんなものがしっかりあるので」

じ「そうね、いろんな要素がお楽しみいただけると思いますね」

ち「ザックという人間も、最初はすごく冷めてるし、どうしようもない男なんですけど、それがちょっとずつちょっとずつ成長していく、で、最後にようやく自分で歩いていける、みたいな成長もすごく描かれているので」

じ(唐突に、感動して嗚咽をもらすフリ)

ち「(それを受けて、自分も感動にむせぶフリ) 父親が・・・」

じ「(爆笑) ねーそれも、でも あーゆーどうしようもない環境があったればこそ、自分でなんかこう(よじ登るような動作)」

ち「なかなか理解できなくて、なんでそんなキレんの?みたいな、(カメラ目線になって)ゆうぐらい、急に、(手で上下に大きく振れる波を描きながら) すっごいんですよ」

じ「そうだね、こう、幼い頃にちゃんとした愛情を注いでやれなかったので、愛し方もわからないし、自分のコントロールの仕方とか、あの、ねー、悪かった!(ちえの肩をポンポンとして大笑い)」

ち「でも、同じ海軍のところに行きたいってところが、なんか親に認められたいっぽくて、すごいなと思って」

じ「あー、あるんだろうね」

ち「ねー」(カメラ目線で頷く)

じ「男同士のそういうのもね」

ち「同じ道を選ぶんだ、みだいな」

じ「そうだねー、ホントだねー」

ち「そんな感じ」

じ「ハイ、そんな感じで。 音楽もね、例の」

ち「例の」

じ「例のが、ガンガンに流れますね」

ち「いっぱい出てきます」

じ「いろんなパターンで流れるので、そこもやっぱりね」

ち「そうですね。で、ミュージカルなので、なんか幻想のダンスのシーンとか、ジェットに乗りたい若者たちの踊りとか」

じ「そうだね、ナンバーも結構多いですね、違うパターンの」

ち「いっぱいあります」

じ「デュエットダンスもね、お衣装、新鮮そうで」

ち「(驚いたように)新鮮そうで? あっ、フィナーレナンバー?(カメラ目線になって)フィナーレナンバーのデュエットダンス」

じ「ちょっとだけ付くんですけど、フィナーレナンバーも」

ち「はい。とてもなんか新しい感じだと思います」

じ「そうですね、でもお芝居の余韻も残しつつ、みたいな。ねっ、私たちもどういう風になるのか、まだそこまでいってないので、とても楽しみにしております」

ち「楽しみです」


ちえのトークには身振りが多いので、その面白さがうまくお伝えできたかわかりませんが・・・。

星組で日本ものなんてって思ってましたが、ある意味、新鮮な気もするので、楽しみにしようと思ってます。


■星組宝塚大劇場公演

 『宝塚花の踊り絵巻』-秋の踊り-

 『愛と青春の旅だち』


好きなもの、いっぱい!

■2010年10月8日(金)~11月8日(月)

■主な配役

 ザック       柚希礼音

 ポーラ       夢咲ねね

 フォーリー軍曹 凰稀かなめ

 ザックの父    英真なおき

 シドの父      にしき愛(*この公演で退団)

 ペリマン      涼紫央

 デラセラ     夢乃聖夏

 カウボーイ    水輝涼(*この公演で退団)

 シド        紅ゆずる

 リネット      白華れみ

 アル        壱城あずさ

 イーサン     美弥るりか

 ウォルター    如月連

 エディー     真風涼帆