水夏希さんが退団して中1日で、早くも音月桂さん主演の雪組版『ロミオとジュリエット』の制作発表が開かれました。キムは気持ちの切り替え、大変だっただろうな~。インタビューの内容には、娘役トップをおかずに、Wキャストにしたこと、研究科1年の夢華あみさんを抜擢した意図など、やや踏み込んだ内容も含まれていたようです。劇団側の答えが、その質問に対して的確だったかは、ちょっと「?」ですけど・・・。

星組の制作発表が、赤と青の原色系だったと対照的に、お披露目の意味もあってか主演の3人は白一色の雪組版・・・。「雪」だから?なんて、考えすぎですね。


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宝塚歌劇団雪組の新トップスター、音月桂(おとづき・けい)のお披露目公演となる「ロミオとジュリエット」の製作発表が12日、東京・丸の内の東京會舘で行われた。

 シェークスピア原作の純愛物語で、フランス発ミュージカルの宝塚版。今年7~8月にかけて上演された星組公演に続く、大劇場バージョンに。

 主人公ロミオを演じる音月はこの日、劇中歌を伸びやかな歌声で披露。「このお話をいただいた時、素直にとっても嬉しかったです」と喜び、「新生雪組がこんなに素晴らしい作品でスタートできるのは本当に幸せ。皆さまの期待をいい意味で裏切れるよう、心も新たにフレッシュな素晴らしい公演をお届けできますよう、雪組一丸となって頑張りたい」と張り切っている。

 相手役のヒロインのジュリエット役は舞羽美海、夢華あみのWキャストとなる。

 舞羽は「嬉しいという思いと驚きや不安でいっぱいでしたが、初日に向けて精一杯努力をしてお稽古に励みたい」と意気込んだ。

 現在入団1年目で大抜擢となった夢華も「いまも緊張と不安でいっぱいですが、上級生や先生の方々のご指導にそって精一杯頑張りたい」とフレッシュに話していた。

 兵庫・宝塚大劇場公演(来年1月1~31日)後、東京宝塚劇場で来年2月17日~3月20日。


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 10日に行われた雪組公演「ロミオとジュリエット」の制作発表では、音月桂と、ダブルキャストの舞羽美海、夢華あみが、そろって会見に臨んだ。一問一答は次のとおり。

 --今回の作品に臨む今のお気持ちを

 音月桂「今回、ロミオ役のお話をいただきまして、素直にとってもうれしかったです。世界各地で舞台化されたり、映画で上映されたり、このお話を知らない人はいないんじゃないかなって思うほどの名作。その中でもロミオを演じさせていただけることになり、心が躍るほど、胸が躍るほどうれしいというのは、このことを言うのじゃないかって思いました。(演出家の)小池修一郎先生とは、2007年に雪組で『エリザベート』を公演いたしましたときにご一緒して以来です。前回、私は(無政府主義者の)ルキーニという、ロミオとはまったく違う個性の強い役をさせていただきました。そのときから自分がどれくらい成長できているのか。小池先生の求めるロミオ像、思い描かれているロミオに早く近づいて演じていけるようにがんばりたいな、と思っています。新生雪組がこんなに素晴らしい作品でスタートできますことを本当に幸せに思っています。皆さまの期待に添えるよう、いえ、期待をいい意味で裏切れるよう雪組一丸となって、心も新たにフレッシュな公演をお届けできますようがんばってまいります」

 舞羽美海「この素晴らしい作品の中でジュリエット役をさせていただけるとお聞きしたときには、音月さんと同じでうれしいという思いとともに、驚きや不安な気持ちでいっぱいだったのですけれども、初日に向けて精いっぱい努力をして、おけいこに励みたいと思います。小池先生の作品に初めて出演させていただきますことを本当に幸せに思っております。先生方、音月さんについていき、精いっぱいがんばりたいと思いますので、よろしくお願いいたします」

 夢華あみ「初めてこの役の話をお聞きしたときは、ただただ驚きで、信じられませんでした。今も緊張と不安でいっぱいなのですが、上級生の方々や先生方のご指導に沿って、精いっぱい頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」

 --「小池先生の求めるロミオ像に近づきたい」という音月さんご自身が考えるロミオ像とは? また、舞羽さん、夢華さんが考えるジュリエット像とは?

 音月「私がロミオという役を初めて知ったのは実は映画。レオナルド・ディカプリオが演じたロミオでした。内面にとにかくすごく熱い情熱を持っていて、キラキラと輝くようなイメージを受けました。ですから、私も今回、ロミオ役を演じさせていただくにあたり、(ディカプリオのロミオ役と)少しリンクするように、ロミオがジュリエットに出会ったときのときめく気持ちを大切に演じていきたいな、と思っています」

 舞羽「ジュリエットという役は本当に純粋で、ロミオを愛し抜いて死んでいくという最後の結末もありますので、芯の強い、強さを持ったジュリエットを演じさせていただきたい、と思います」

 夢華「お話自体は悲劇ではありますけれども、幸せに満ちあふれて、愛に隠れた面もありますので、それを少しでも伝えられれば、と思っています」


今回、娘役をダブルキャストとした狙いについて、小林公一理事長と、演出家の小池修一郎は「新生雪組の可能性を示す場」と位置づけた。2人の一問一答は次のとおり。

 --今回の公演について

 小林公一理事長「今回の作品は、ご存知のとおりフランス版ミュージカルを日本で初めて、星組の選抜メンバーで(今年7~8月に)上演いたしまして、好評を博したところです。こんどは雪組新トップ、音月桂の大劇場お披露目公演として上演することになりました。大劇場版として、さらにグレードアップした作品をお見せできると思っておりますし、この作品の魅力とともに、雪組のさまざまな可能性もお見せできるものと確信しています」

 小池修一郎「今回の雪組公演では、星組公演とは違い全員が出演しますので、フィナーレがあり、そこでは宝塚歌劇なりの踊りがあり、歌も加わります。フランス版を大劇場向けに少し短縮しなければなりませんが、大劇場バージョンとしてお楽しみいただけるものと思っております。80人のオーディションに皆さん前向きに、熱心に取り組んでくださり、新生雪組の新たな熱い息吹というものがほとばしるのを感じました。(前トップスターの)水夏希さんが退団したばかりで、皆さん、気持ちを少し引きずっているかもしれない、と思っていたのですが、そんなことをまったく感じさせず、大変な意気込みを感じました。1996年に(当時の雪組トップスターである)一路真輝さんのサヨナラ公演として上演した『エリザベート』のオーディションに負けないくらい大変な熱気がありました。新しい宝塚歌劇の歴史づくりを期待し、私自身もそれを目指し、頑張りたいと思います」

 --星組公演は40人ほどの規模でしたが、今回はその倍の80人くらいと大掛かりとなりますが

 小池「舞台も広くなりますので、よりパワフルにやっていきたいと考えています。そして、大劇場でやることを視野に入れた美術などをつくっておりますので、その中で展開していきたい、思っています」

 --ダブルキャストとなった理由と、2人を選んだ決め手とは?

 小林「宝塚歌劇は現在、5組にトップ2人がいるのが基本的なパターンですが、長い歴史の中ではトップがそろっていないというときもありました。今回、大劇場での音月のトップお披露目としてこの作品をやろうとしたときに、柔軟にいろいろな可能性を試していきたい、これからの魅力をどんどん沸きあがらせたい、と考え、1人に固定するのではなくオーディションをして、この2人に決めました」

 小池「『(配役に)偏りがあるんじゃないか』とか、いろいろなことを常に言われると思います。しかし、それに耐え、スターとして、あるいは役者として、成長していくのが、宝塚歌劇という場だと考えます。音月というスターの相手役として、新人の娘役たちがその場を持てるというのは、大変意義があることだと思います。また、宝塚歌劇にとっても、いろいろな人たちが切磋琢磨(せっさたくま)して力を磨いてくというのは、とても意義のあることだと考えます。そういう意味では、1人に絞ってしまうというより、2人の可能性をそれぞれ試せると思っています。舞羽は音月と組んだ経験があり、実績もあります。夢華は音楽学校で卒業成績が1番だったことや、大変豊かな歌唱力を持っているということもあり、短い学校での実績に加え、新人公演で難しいヒロイン役を落ち着いてこなしました。ジュリエット役も未知数にかけているわけですけれども、今回の作品でなければたぶん、ダブルキャストという形にはならなかったと思います。音月のロミオ像に、2つのキャラクターの違うジュリエット像が加わることで、その新しい可能性を次の公演にもつなげていきたい、と考えています。

 ダブルキャストの2人には、1つの機会を与えられたことを自分の糧として、さらに研鑽を積み、研究していくことで、また次の機会にそれぞれの花を咲かせてほしい、と願っています。2人は、お客さまの判定、つまり、より興味を持ってくださっているということを十分感じているでしょう。2人はそのことを受けとめ、頑張りましょう。とはいえ、一番大変なのは音月です。2人を相手に、ものすごくエネルギーが必要だと思いますが、男役の度量が試されるところです。ぜひ、先輩たちにノウハウをうかがい、娘役を育てるというか、一緒に(次のステップに)登っていくということを学ぶというか、ハードかもしれませんが研究してください。必ずいい作品になると信じています」



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