数年前まで劇団四季のキャッツでミストフェリーズをやっていらした

蔡暁強(ツァイ・シャオチャン)さんというダンサーをご存知ですか?

中国人独特の柔軟性と弾力性で、アクロバティックなダンスを

軽々とこなす、まさにマジカルキャットだったんですが、

四季をお辞めになってからは、主に活動の拠点を大阪に移され、

ワークショップのインストラクターや、ちょっとした公演の出演など、

地道な活動をされていたんです。

そのシャオチャンが、昨年あたりからメジャーな公演に

クレジットされるようになりました。


山口祐一郎さん主演の東宝ミュージカル『ダンス・オブ・ヴァンパイア』、

宝塚の振付でもおなじみの上島雪夫さん演出『キング・オブ・ザ・ブルー』、

そして、今度は宮本亜門さん演出の『ファンタスティックス』に出演決定。


360度開くんじゃないかと思えるくらいの柔軟な股関節、

バネを活かした高くて美しいジャンプ!


四季は宝塚のように退団を公にしない(むしろ隠し通し、その後の1年は

外部で活動できない縛りがあるとか…)ので、

秋くらいから『キャッツ』の出演者に名前が出なくなり、怪我?退団?と

情報を求めて、ネットを探し回るヘビの生殺しのような数か月間を過ごし、

年が明けてしばらくして、退団の事実を知った時は本当に悲しかった。


『DOV』で見たシャオチャンは、以前と変わりない伸びやかなダンスを

披露してくれました。

休憩時間に人ごみの中で「あの岡村くんみたいなヴァンパイア、誰?」と

ささやかれている声を何回か聞いて、誇らしい気持ちになりました。

自分のものでもないのに。


シャオチャンの素晴らしいダンスをもっとたくさんの人に知って欲しいです。



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