皆さん、こんにちは。マルチェサです。
コーヒー好き、おうちカフェ派の方なら一度はその名を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
2016年の世界大会「ワールドブリュワーズカップ」でアジア人初の世界チャンピオンに輝いた、粕谷 哲さんです。
今日は、粕谷さんが世界大会の舞台に深く関わってきた節目を記念して公開した公式ドリップフォーミュラ、「粕谷 哲 10周年レシピ」でハンドドリップコーヒーを淹れてみたので、そのレビューをお届けします。☕️
普段私たちが知っているハンドドリップの挽き目や抽出方法の常識を完全に覆す、とてもユニークな方法なので、コーヒー愛好家の方ならぜひ一度試していただきたいおすすめのレシピです✨
💡 粕谷 哲 10周年レシピの核心セッティング
今回のレシピの最も大きな特徴は以下の4つです。
『かなり粗めの挽き目・96℃の高温のお湯・10回に分けてお湯を注ぐ・抽出完了時間は「3分30秒」』
一般的なドリップ理論では、過抽出によるネガティブな味わい(雑味や嫌な苦味)を避けるため、抽出時間は「2分30秒〜3分」に収める傾向がありますよね。
しかし粕谷さんは、豆が持つポジティブな美味しさを最後まで引き出すために、あえて「3分30秒」という長い抽出時間を設計。その代わり、時間が長くなることで苦味が尖ってしまうのを防ぐため、挽き目を大胆に粗くするという反転のメカニズムを使われています。
ここに、熱いお湯を10回に分けて注ぎ続けることで、化学的な溶解とまろやかな質感を最大限に引き出すという、なんとも素敵なスタイルです。🙂
🛒 今回の抽出環境(レシピ)
使用した豆:マルチェサコーヒー オリジナルブランドN
お湯の温度: 96℃
総抽出時間: 約3分30秒
グラインダーの挽き目: 8(粗め)
今回は、マルチェサの代表フレーバー「ブレンドN」を使用しました。
普段のドリップセッティングよりもかなり粗めの「8」に設定して、ザクザクと粗く挽きました。
⏱ ハンドドリップの方法:30ml × 10回
総量300g(ml)のお湯を、正確に30gずつ10回に分けて注ぐという非常に精巧なルーティンです。
最初の「蒸らし」の後は、15秒間隔でテンポよく注いでいく必要があるため、タイマーとスケールをしっかりチェックしてくださいね!
1. 0秒〜30秒(1投目 - 蒸らし): お湯30gを全体に均一に注ぎ、粉をしっかり濡らします。
2. 30秒から15秒間隔で(2投目〜10投目): 毎回正確に30ml(g)ずつお湯を追加で注いでいきます。
3. 抽出完了: 最後の10投目をすべて注ぎ終えたら、ドリッパー内のコーヒーがハリオのペーパーフィルターを通じて完全に落ちきるまで待ち、ドリッパーを外します。
📌 粕谷 哲さんのガイド通り、全体の抽出時間が約3分30秒前後になったところでスッキリと終了させます。
20gの粉に対して30mlという少ない量のお湯を10回も均一に注ぎ込むのは、最初は少し慣れないかもしれません。
お湯の勢いが強すぎるとチャネリング(水が特定の通り道だけを流れる現象)が起きるので、細く落ち着いた水流で、円を描きながら優しくケアするように注ぐのがコツです。
☕️マルチェサコーヒー 「ブレンドN」試飲レビュー
抽出が終わり、コーヒーを一口含んでみました。
一言でまとめるなら、嫌な苦味は抑えられ、まろやかで豊かな風味が最大限に引き出されている!
と言いたいです。
抽出時間が3分30秒もあるので、もしかしたら粉っぽさや強い苦味が出てしまうのではないかと少し心配でしたが、粗めの挽き目のおかげか、苦味よりもまろやかに整った味わいが本当に素晴らしいです。
豆が持つダークチョコレートのような香ばしさと、ずっしりとした甘みが口いっぱいに丸く豊かに広がりますね。同じ豆でも不思議なほど違う味わいになることを感じられました。
✍️ 最後に
正直少し手間はかかりますし、抽出時間も長いですが、普段使っているコーヒー豆から新しい魅力を引き出してくれる、とても魅力的なハンドドリップ方法だと思います。
みなさんも今週末は、いつもの淹れ方の代わりに、新鮮な楽しさと驚きの美味しさをくれる「粕谷哲 10周年レシピ」でコーヒーを一杯淹れてみてはいかがでしょうか?
また次回のブログでお会いしましょう。
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