昨日9月15日はアガサ・クリスティ女史の誕生日でした。
アガサ・クリスティ大好きだし、ヴェネツィアも大好き、と言っても2回ほど観光で行っただけですけれど、古くてミステリアスで、迷路のような古都。機会があったら、やっぱりも一度行きたい場所です。
で、映画を観るのは大前提で、公開前に原作『ハロウィーン・パーティ』をなんとか読み終えました…
原作の舞台はイギリスの片田舎、ヴェネツィアを舞台に移す必要は全くないお話しでしたけれど、映画ですからロケーションが大切だったんでしょうね。
ローケーションの選びは良かったと思いました。
と言っても夜のヴェネツィアばかりで、しかもほぼ建物内だけで話は進みますので、街並みはほとんど映っていません。
ハロウィンパーティーを終えた古くて大きい水上の洋館で、今脂の乗ってる女優ミシェル・ヨーが演じる霊媒師が降霊会に呼ばれ、降霊会が始まります。
この辺りの演出も、話しの流れもすごく良かった。
ドキドキしかなく、のめり込みましたよ。
(ミシェル・ヨーさん凄い良かった✨ファンになりました❤️)
この降霊会は本当の序盤。
なぜこのメンバーがここに集まっているのか、なんで降霊会をやっているのか…説明はあるものの、少しグダグダ感否めない。
そして誰が憎まれて、誰が殺されるか?…そんな殺人事件匂わせなことは一切見えません。
そして唐突にミシェル・ヨー絶叫✨
この後のポアロのアップルボビングの場面までは凄く良かった。素晴らしかった。
原作『ハロウィーン・パーティー』を如何に調理するのか?…「原作と全然違う!」
って事前情報をいくつか耳にしましたけど、「これはこれで良いんじゃない?」と思ったのはここまででした。
あくまでも個人の感想ですが、アガサ・クリスティが時間をかけ、練りに練った『ハロウィーン・パーティー』のトリックはこれっぽっちの欠片もありません。
これはアガサ・クリスティの作品へのリスペクトが全然ないかな?…と思ってしまいました。泣
全く別物のホラーミステリーだとしたらとても面白くて、理屈抜きで楽しい映画です。
でも、アガサ・クリスティの世界は理屈……すごい考え練られていますし、トリック含め理屈を凄く大切にしているミステリー小説だと思っています。なので解決に至るまで理屈は丁寧に描いて欲しかった。
そしてイギリスの古き良き時代の……みたいな世界観を丁寧に描いて欲しかったかな。
(ちょっとズレますが「ダウントンアビー」みたいな設定?)










