お久しぶりです。楠橋です!

先日μ(麻将連合)主催のBIG1カップに出場してきました。
BIG1カップとはμの1番歴史のあるオープンタイトル戦で、過去は鈴木たろうプロや井出洋介プロ等も優勝しています。
昨年の第18回BIG1カップを優勝していて、ディフェンディングチャンピオンとしての出場ですので、準々決勝(べスト16)からの参加になります。


実は第13回BIG1カップも優勝していて、その次の年はあっさり負けてしまったので、今回はなんとか決勝まで残る事を目標に出場しました。

準々決勝(同一メンツで3半荘を打ち、上位2名勝ち上がり)
楠橋・山本P・石原T・小野寺さん
山本P…μの認定プロ。第7回BIG1の優勝者でμに在籍していた時にはセットをして貰った事もあります。

石原T…僕がμに入会する1期前のツアー選手です。何切るの話をした時にはだいたい同じ。タイプとしては僕に少し近いように思ってます。

小野寺さん…一般参加者ですが、μ主催の大会によく参加されて好成績を収めている強豪選手。

1回戦
開始早々3局連続で僕が小野寺さんに放銃からスタート
そのまま小野寺さんトップで石原Tが2着、山本Pが3着の僕がラス…

2回戦
僕と山本Pの競りになりましたが、オーラスにずっと我慢の展開だった石原Tがラス抜けを果たし、僕がトップ。2着が山本P、3着石原T、ラス小野寺さんとなって、先ほどとちょうど真逆の結果になりました

3回戦
1・2回戦が真逆の結果に終わった事によって、3回戦の上位2名がほぼ勝ち上がりとなります
先行したのは石原Tと山本Pでしたが、僕が東4局に親でリーチをしていた小野寺さんから満貫をあがり、南1局には山本Pがまたも小野寺さんから満貫をあがって2人が少し抜け出し、石原Tがそれを追いかける展開になります。小野寺さんはラス親なのでそこでの一噴きがあれば十分圏内。
懸命に追いかける2人でしたが、2人勝ち上がりのトーナメント戦は上位の連携があるので、なかなか逆転が難しく、そのまま山本Pと僕の勝ち上がりとなりました


準決勝(システムは準々決勝と同じ)
楠橋・忍田P・武則P・高見沢P
忍田P…μには将王・BIG1・M1という3つのタイトル戦があるのですが、なんと現将王&M1 μ公式戦17勝という記録もあり、間違いなくラスボス級のキャラです。第11回BIG1で優勝していますので、グランドスラムはすでに達成しており、同時3冠の偉業に挑戦

武則P…公式戦5勝でその中の1つは将王。今年の将王決定戦にも進出していて、忍田Pを倒したい気持ちはたぶんこの中で1番。僕が在籍中はチーム坊主のリーダーでした

高見沢P…公式戦5勝でその中の1つはM1。雀風が特殊で、鳴きを多用するタイプなのですが、通常より遠い仕掛けを駆使して周りに対応を迫るタイプです。対戦経験は多くないですが、やりにくい印象は持っています。

μの認定プロ3人との卓です。このベスト8で僕と一般参加の芝さん以外の6人は認定プロ。以前認定プロ4人の決勝がありましたが、ここまで認定プロが固まるのも珍しい。

1回戦
南2局まで小さいトップ目でしたが、南2局に高見沢P、南3局に武則Pにあがられ3着目に。まだまだトップも狙える点差ですが、2着目の高見沢Pがしっかり2着キープで順位を上げる事ができずに3着終了
トップ…武則P+19.8  2着…高見沢P+6.2  3着…楠橋-6.2  4着…忍田P-19.8

2回戦
東場から終始僕がリードする展開。とはいっても、1回戦はそこから引っ繰り返されてるので、油断は禁物でしたが、なんとかトップで終了
1着…楠橋20.8(+14.6)  2着…忍田P4.1(-15.7)  3着…武則P-7.1(+12.7)  4着…高見沢P-17.8(-11.6)

3回戦
上下2人ずつに分かれましたが、ポイント差がそんなに大きいわけではありませんので、僕も2着は安泰ですが、3着だと素点次第
座順は起家から高見沢P・忍田P・楠橋・武則P

僕と忍田Pと武則Pが浮いている状態で南場に入ります。ここまでは2回戦までの貯金がある分、僕と武則Pの方がちょっと有利な状態。南1局の高見沢Pと南2局の忍田Pの親も無難に流す事に成功し、残るは僕と武則Pの親。残り2局は無理に連チャンする事無く、はい終了の予定が、そこで事件が起こります
残り2局での大逆転にかける高見沢Pがリーチ その時点で僕は武則Pよりも上にいるので、親被りしない事を願ってベタ降り。放銃できない武則Pもベタ降り開始。仕掛けていた忍田Pもリーチの現物(自分で鳴いている)2を手の中からトイツ落としからの現物連打でオーラスに懸けているように見えたのですが…
武則Pが通ったばかりの6。通ったばかりの3。またまた6。と切ると、忍田Pからロンの声が
開けられた手は 45南南南白白西西西 チー123  の5200。
これで武則Pと忍田Pの立場が逆転し、オーラスへ。
オーラス粘る武則Pでしたが、テンパイ気配の忍田Pに僕が差し込んで、僕と忍田Pが通過して決勝へ進出する事になりました。



長くなりましたので、決勝はまた次の機会に…
読むのもしんどいでしょうけど、次も読んでくださいね