仕事が忙しくてなかなかパソコンに向かう気力がない…
でも休みの日には相変わらず映画を見るようにしてます。
最近見たのは…この2本。
「ラッキー・ユー」

「サルバドールの朝」

「ラッキー・ユー」は、ポーカーがわかる人だったら
もっと楽しめるだろうなーって思った。
ルールが全然わからないので、主人公がポーカー中は
完全に蚊帳の外で…ハラハラもドキドキもできん!!
多分この映画で最高に盛り上がるシーン、
父と息子の一騎打ちの決着では、一瞬なんだかわからず
あ、ああ~そういうことか…ってあとから意味がわかって、
感動はしたけれど、く、くやしかったです!!
ボンドさんの「カジノロワイヤル」でも似たような経験をしたので
今度ヒマがあったらポーカーの勉強してみよーっと。
主人公は「ハルク」「ミュンヘン」でおなじみのエリック・バナ。
ヒロインはドリュー・バリモア。

豪華なキャストだけど、なんか大人しい映画だった。
父と息子の人間ドラマとか、
女とは真剣に付き合わない男・バナが
ドリューと出会って変わるっていうのは微笑ましかったけどね。
なんかドリューは今回あんまかわいくなかった。
なんでだかわかんないけど。
妙なパーマとチャイナドレスに違和感があるのかな。
「サルバドールの朝」はすごかった~!!
とても重い…「麦の穂をゆらす風」系の重さ。
エンドロールでは放心状態で、なんか息苦しくてつらかったです。
ダニエル・ブリュール演じるサルバドールがイイ男で、
好きにならずにはいられない。けどサルバが死刑になるのは
最初からわかってるので、後半にいくにつれてもう悲しくて悲しくて。
一人の人間の命の重さとか、生きたいっていう気持ちの強さとか
未来のある自分の家族が、理不尽に人生を終わらせられることへの
怒りとか絶望とか、サルバがいい兄なだけにズーンとくるわ。
確かにサルバは強盗もしてるし、正当防衛とはいえ警官を撃ってるし
無罪ではないけど、死刑になるほどではないし…
死刑執行シーンでは画面を直視できない。衝撃だった。
あんな残酷な刑…廃止にはなったらしいけど、ひどすぎる。
この映画、前半はとってもカンヌっぽいアート系な作風で驚き。
実話をもとにしてるから、真面目に重く作られてるのかと思ってた。
モデルになったサルバドール・プッチ・アンティック。ハンサムだね~。

サルバ役のダニエル・ブリュールはスペイン語もペラペラ!!
(もともとスペインで育ったんだっけ?)
ドイツ語も、英語もしゃべれるし知性派だ~
こないだ見た「ボーン・アルティメイタム」では
マリーの兄役で3分くらいしか出てなかったし、
しかもヒゲまみれでイマイチかっこよくなかったけど
今回のサルバ役はかっこいい~。
「ラベンダーの咲く庭で」以来久々にダニエルをかっこいいと思った…
この髪型もステキだし坊っちゃん風のニットとかシャツが似合ってた。


ダニエル・ブリュールは好きだなー。
彼の映画ってハズレがないし。
なんかキリアンに通じるものがあってほんと好きだなー。
あとガエルも合わせてこの3人はお気に入り俳優だ。
そして今回の感想ノートにはすごい量の字を書いてしまった…

なんか頭がクラクラしてきたのでこの辺でおしまい。
発売日に早速「ジェシー・ジェームズの暗殺」を買ったので、
次の休みに見れるようにがんばろーっと。長いのよね…本編が。
でもケイシーのオスカー演技は必見だ!!