最近、すごく友達と過ごすことが楽しそうな息子。

反面、悪ふざけが過ぎて。怒られて不貞腐れたり

強く反発することも増えています。

仲間意識がすごい。お友達が命。

 

今まで「わが道を行く」を貫き、友達の趣味なんてシラネって

感じだったのに、先日「周りも持ってるから自分も欲しい」

何て言いだして。流行りのアニメキャラのフィギュアを

購入してみたり。え、そういうタイプだっけ?みたいな。

 

強気な発言のあとに「どうせ僕なんて」って言ってみたり。

 

いわゆる「ギャングエイジ」

 

小児看護学で習った通り、まさにこれ。

文科省より転載します。

 

○ 9歳以降の小学校高学年の時期には、幼児期を離れ、物事をある程度対象化して認識することができるようになる。対象との間に 距離をおいた分析ができるようになり、知的な活動においてもより分化した追求が可能 となる。自分のことも客観的にとらえられるようになるが、一方、発達の個人差も顕著 になる(いわゆる「9歳の壁」 ) 。身体も大きく成長し、自己肯定感を持ちはじめる時期 であるが、反面、発達の個人差も大きく見られることから、自己に対する肯定的な意識 を持てず、劣等感を持ちやすくなる時期でもある。
 また、集団の規則を理解して、集団活動に 主体的に関与したり、遊びなどでは自分たちで決まりを作り、ルールを守るようになる 一方、ギャングエイジとも言われるこの時期は、閉鎖的な子どもの仲間集団 が発生し、付和雷同的な行動が見られる。

○ 現在の我が国における小学校高学年の時期 における子育ての課題としては、インターネット等を通じた擬似的・間接的な体験が増 加する反面、人やもの、自然に直接触れるという体験活動の機会の減少があげられる。

○ これらを踏まえて、小学校高学年の時期に おける子どもの発達において、重視すべき課題としては、以下があげられる。

抽象的な思考への適応や他者の視点に対する理解
自己肯定感の育成
自他の尊重の意識や他者への思いやりなどの涵養(かんよう)
集団における役割の自覚や主体的な責任意識の育成
体験活動の実施など実社会 への興味・関心を持つきっかけづくり

 

少しずつ手を放しながら見守る時期に移行するんでしょうかね。