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読んだ本の紹介とか、感想とか。

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妖怪アパートの優雅な日常⑥

香月日輪
講談社文庫

年も明け、やってきました修学旅行。
スキーツアーとなった旅行には千晶も参加し、夕士と千晶がそろって何も起きないわけがない?
ついたホテルは何やら曰くがありそうで…
はたして夕士は旅行先で一人、トラブルを切り抜けられるのか!?

少し、ヒーロー要素が加わってきた所ですが、でも主人公はメインヒーロじゃなくて、
おいしい処は彼がとっていったような…存在自体がおいしいからしかたないのか。
彼の人気っぷりを再確認するような巻でした…個人的には私も彼は大好きキャラなので、大歓迎ですが。

この前後ぐらいから、夕士がプチながらも魔道書のマスターとして行動し始めたかな。
とはいっても何せプチなので、大きな事はできませんが。
手持ちの手札をうまく利用して、切り抜ける様子にわくわくできますよ。
妖怪アパートの優雅な日常⑤

香月日輪
講談社文庫

夏休みが終わって2学期、学校には一癖ありそうな新任教師が増えて、学校生活は一層にぎやかに。
それにもまして今日もにぎやかな妖怪アパートは、新しいお客さんがきたり、滝が出来たり、不老不死の妙薬が手に入ったり。
楽しくも充実した毎日を送る夕士にトラブルが迫る。
はたして、上手く切り抜けられるのか!?

自らを理想に仕立て上げる女子高生が出てきます。
幸か不幸かはおいておいて、彼女は結局、落ち着ける場所を手に入れる事が出来たようですが、
でも、誰にでも大なり小なりは思い当たる所のある経験なのかなぁと思います。
それは、親の期待だったり、周りの人へのパフォーマンスだったり、理由は色々あるでしょうが。
ただ、行き過ぎれば結局自分を苦しめる事になるのかもな、とおもいます。

5巻目では、今後も大活躍のキーキャラクター、千晶先生も登場します。
彼のステージは、ぜひ一度みてみたいですね。
今後の活躍に期待です!!
妖怪アパートの優雅な日常④

香月日輪
講談社文庫

夏休みがやってくる。
夕士の修行はレベルアップを果たし、バイトにも新しい仲間が増えて楽しい休みを満喫!!
かと思いきや。
人間関係はそう簡単にはいかないわけで。
新しく入ったバイトと社員さんの間に溝が出来ていたり、修行でも壁を感じたり。
でも諦めないから、乗り越えられる。
そんな夕士の前に一人の女の子が現れる…ってその登場の仕方は!?
またまた一波乱ありそうな予感がしますね。

人間関係、に重点を置いた話で、現代っ子の抱える問題をうまく取り扱っていると思う。
茶化すわけでもなく、かといって盲目的に啓発を促すわけでもなく、
ほんのちょっとしたきっかけと、周りの温かい理解があればそんなに難しい事では、
ないのかも、と考えさせられます。
人間関係に悩む人には、読んでみてもらいたいな。
妖怪アパートの幽雅な日常③

香月日輪
講談社文庫

何処の学校にでもある怪談話。
夕士の耳にもそれが届いた。
妖怪アパートに住み、魔道書を操り、人外の存在を受け止めている夕士は、はたして…。

魔道書を操れる主人公はヒーローになれる、わけもなく。
助けられるものは助けられるけど、助けられないものは助けられない。
結局、自分でなんとかする意志を持たない事には、どうにもならないんだな、と
ちょっと考えさせられました。


ここでいつもとちょっと違う、妖怪アパートの幽雅な日常のご紹介を少し。

私がこの本にであったのは古本屋で、講談社文庫であったたため、こちらで読み進めていますが、
元は、講談社YA(ヤングアダルト)で出版されていたそうな。
YAの名の示す通り、ヤングでもアダルトでもない年齢の方に向けて出版されていたせいか、
小難しい感じでもなくすんなり読めて、かつ、さくさく読み進められる楽しさがあり、
一方では、人と人(妖怪)との関わり方も題材として扱っている、真面目な所もあり、
楽しいけれど、心に残る作品になっていると思います。

講談社YAでは既に10巻まで発売されておりますが、講談社文庫は現在8巻まで。
12月に9巻、2014年4月に10巻が発売予定のようです。

…活字が苦手な人は、コミック化もされているので、手に取ってみてくださいね。
妖怪アパートの幽雅な日常②

香月日輪
講談社文庫

めでたく妖怪アパートに出戻りした夕士。
今日も妖怪アパートには不思議な不思議な来訪者がやってくる。
へのへのもへじのお面をかぶった薬売りにどうやら人間らしい古本屋。
そして、古本屋が持ち帰ったおまけにもらってきた魔道書が、夕士を見染めた!?
ちょっとおちゃめな妖魔達と、アパートの住人と、友人長谷に囲まれて、
魔道書を使いこなせるようになるべく、夕士の修行が始まる。

…"妖アパ"シリーズ、はまりました。

魔道書が使えるようになったからといって、悪ものをバンバン倒したり、世界の危機を救う!
なんてことにはならず。
ひたすら実直に日々を送る主人公の夕士。
そして彼を今日も温かく見守る人間に妖怪にお化け、アパートの住人達。
等身大の悩む姿、経験者が何気なく口にする人生の重み。
新しいけど古き良き時代を彷彿させる話と、
読み終わった後に残るわくわく感に満足感がたまらないです。

心が疲れた時に、ちょっと読み返してみたいですね。