息子の誕生日の
朝の日の出は4:55と
前日の夕刊に載っていた。
頭にインプットされたのか
5時に目が覚めて
ずっと気になっていた
畑の草取りを始めた。
息子の誕生日は
沖縄本土復帰記念日で
もう一つ
忘れられない拉致被害に遭遇した年に
生を受けたので
息子の成長の年月
解決しないと想うと
ご親族の皆様のご無念さに
毎年、胸が痛む。
除草剤など農薬は少々で
農機具も舅が他界して
クワや釜しかない昔式
亡き母が七十五才過ぎて
耕してくれ
その後ろ姿で
どうにか
畑を維持している。
息子の誕生日の3日後が
夫の誕生日
コロナウィルスの感染拡大で
親子で同じ職業なので
すごく心丈夫。
草取りもあまり無理をせず
ボチボチ終わる頃
畑の片隅に
エンジの薔薇
「見つけた息子の誕生日に」
土曜日は雨で
朝から畦の草取り
雨が降ったり止んだりで
薔薇には
うれしいしずくのように
サーモンピンクの薔薇
「父親にお似合い」
ちょうど
親子に時を合わすように
咲いた。
十薬の白花が咲き
山桜桃の実もなり
いつもはいい季節なのに
それでも
LEMONGRASS&VERBENAの
ハーブティーを
2ヶ月前の私の誕生日から
やっと
同じ年になる夫と
ゆったり
おしゃべりしながら
ティータイムを
楽しむ。
ステイホームで
料理も
ルンルンで・・・