今日は舅の祥月命日。
もう12年の月日が流れた。
種を蒔き育ったジニア(花言葉・不在の友を思う)
白いギボウシ(花言葉・沈静)
青紫のキキョウ(花言葉・永遠の愛)
草に塗れながら咲いた夏の花を活けた。
菩提寺のお寺さんにお参りいただき
義父さんを偲んだ。
空と大地の間に大きく翼を広げた松がある。
イマドキ手入れと維持がタイヘンで
松は敬遠されているらしい。
農業の合間に
松やバベなど植栽をコツコツと
刈り込んでいた姿が忍ばれる。
4年前の7月26日の命日は
今年ほど暑くはない夏だった。
けれど祥月命日から
2週間後に父の元へ行ってしまった母。
年初から入院していた母が
祖母(母の母)の命日に亡くなった。
忘れられない夏になった2014年の夏。
あれから3年経ち
7月1日姑が義父さんの元へ旅立ち
私たち夫婦だけになった。
お世話する人がいなくなり
思い出ばかりが残ったけど
セミの抜け殻がコロコロ落ちていて
精一杯天にとどろくように
鳴くセミの声に
生きる共鳴を感じている。