今日は、宮城県大崎市を通過する東北自働車道で、大雪のためとみられる交通事故が多発しています。 警察によると、数十台の車両が影響を受け、100台以上が立ち往生した。 消防は、これまでに少なくとも10人がけがをし、1人が意識不明になったと発表した。  

 

日本の時事通信によると、事故で片側2車線の道路が通行できなくなり、約130台の車が900メートルの間隔で止まった。 東北自動車道(高速道路など)の一部区間が一時通行不能となっている。  

 

警察によりますと、事故が起きたのは午前11時50分ごろで、現地に大雪が降ったことが原因とみられています。  

 

東日本高速道路によりますと、現場付近は大雪で視界が悪くなり、いわゆる「白化現象」が発生していました。 視線は雪や雲で真っ白になり、方向や高さ、地形を見分けることができなかった。  

 

仙台区気象台によりますと、宮城県では今日は冬型の気圧配置の影響で局地的に大風や雪が降っています。 事故が起きた大旗市古川の区間では昼ごろ、最大瞬間風速が秒速27.8メートルを観測しました。  

 

日本放送協会(NHK)は、午後2時50分ごろまでに路面に薄い雪が積もり、渋滞に取り残された車が長い列を作っていることを空撮映像などで確認した。