地上波:関東圏 テレビ東京 放送中の
史劇 『風と雲と雨』 (TV朝鮮/2020)
(韓国での放送)全21話 → 全28話に編成して放送
昨朝(6/6)放送の 第25話(韓国19話)では
苦しい状況は続いているモノの ほっこり嬉しい
父子の対面
も描かれましたね
チェ・チョンジュン(パク・シフ)そして 翁主(コ・ソンンヒ)
。。。 実在かは さておいて
骨太史劇の魅力をお楽しみください
その中で ムズムズ
探ってみたくなりました
『1866년 경복궁 대화재
발생』
(1866年 景福宮 大火災発生) について
何時 どんな火災であったか 調べてみました
正祖の死後、純祖→孝明世子→憲宗→哲宗 と
勢道政治が続き、弱くなった〝王権”を強化する為を名目に
朝鮮王朝高宗実録
1865年(高宗2) 4月2日 1番目の記事
대왕대비가 경복궁을 중건할 것을 명하다
大王大妃が 景福宮の再建することを命じた
王(高宗)の父である興宣大院君の主導の基
壬辰倭乱のあと270余年の間、廃墟と放置されていた
朝鮮王朝の法宮である〝景福宮を再建する”大工事が
はじまりました
再建工事の詳細が記録された『景福宮榮建日記 1-9』 が
なんと! 日本の早稲田大学に所蔵 されています
(画像出元 : 早稲田大学所蔵 ) お借りしました
現在 光化門に掛けられている 『白い背景に黒字の扁額』が
元来の姿と違うという証拠が 2018年に解明されたそうです
それの証拠と言うのが
『景福宮榮建日記』 3巻 の
1865年(高宗2)10月11日に 記載されているそうで
『黒い背景に金字』の扁額 です
でも何故? 。。。 その理由は
『景福宮榮建日記』 7巻 の
1867年(高宗4) 4月21日に 記載されているそうで
『火を制御するため』 だと
火(金色)を抑え込むように黒が囲んでいます
当時の建造物は木造でしたので
それだけ 火に対する恐怖が大きかった、のですね
なるほど~~ 興味深いですw
その中で 最初に起きた大火災が
この 『1866年の大火災』 でした
朝鮮王朝高宗実録
1866年(高宗3) 6月6日 5番目の記事
훈련 도감의 임시건물 800칸이 불타다
訓鍊都監の 臨時建物800間が燃える
「東十字閣にある訓鍊都監の仮建物から火がでて、
仮建物800余間と木材がすべて燃えてしまった」
当時当番(宿直)だった堂上を罷免、員役及び守直軍兵を
厳しく刑訊しては如何でしょうとの營建都監からの訴えに
王は担当であった『訓鍊大將・任泰瑛』を廃職としたが。。
まもなくお許しなさった
この火災による被害は相当なモノだったようです
責任者であった訓鍊大將・任泰瑛(イム・テヨン)自身も
責任を持って辞職すると上訴しますが、高宗は任泰瑛と
兵士たちを〝火災予防にもっと力を入れる”事を命じ
許します
もっともっと 深く探りたくなりますが 。。。笑
ひとまず このくらいにしておきますね フゥ
ドラマもいよいよ 最終章
高宗の正妃(明成王后閔氏)が その片鱗を見せ始め
とうとう 父(興宣大院君)と息子(高宗)の仲が
色々な意味で 動乱の幕開け ・・・ となります
骨太史劇 最後までじっくり 楽しみましょう
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
文責はMarcallに有り、確実なものではありません。
王朝実録は 原文→ハングルへ電子化されたモノ
を翻訳してみました
意訳・思い違い等有るかと思いますが、ごうぞご勘弁を
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