ドラマ「チャングム」繋げて　　　３．中宗の大長今への信頼は「臨終まで」

　　　　　　　　　中途半端で　前記事　

　公開　しちゃってごめんなさ～い（笑）

　　　　　　　　　　　　　　　　急いで　続きを纏めましたぁ　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　。。。。。。。。。。。。。

　　　　　　　　　右脇腹に出来た根深い出来物に長い間苦しんだ中宗が

　　　　　　ヒル治療の末、遂に完治したのを喜び〝褒美を与えた”という

　　　　　

　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　画像：ドラマ「大長今」より　）

　　　　

　「朝鮮王朝中宗王実録　中宗28年2月11日　1番目の記事」　の中に　

　　　　　　面白い表現が有りましたので

　前ブログ記事にも追記いたしました　

　　　　　　　　　　　　　追記：　「熟馬一匹下賜」とは　。。。

　　　　　　　　　　　　　　この牒紙(命書)を受けた者は必要な時に

　　　　　　　　　　　　　　上質な成馬一匹を借り受けて乗る事が出来る

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。。。と言う意味だそうです　

　ウケちゃうのがもう一つ　

　　　　　　　中宗実録の同記事　の続きの部分　他のある者に与えた褒美に

　　　　　　　　「兒馬一匹下賜」　と記載が有り、　　えっ！また違う馬？　

　　　　　　　　　　「김상곤(金尙坤)은 가자와 함께 아마(兒馬) 1필을・・」

　　　　　　　　　　　　　　　この意味がまた　ちょっと面白い　

　　　　　　　　　　「兒馬」とは

　子馬？　。。。「熟馬」と比較した表現なのか

　　　　　　　　　　　　　　　　ちょっとランクの下がる馬なのかな～(笑)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（難しい～～　

　）　　

　　　　　　　　　　　　よく解りませんが（笑）何だか嬉しいような　。。　

　　　　　　　　　　　　　　　　でも、とにかく

　光栄なことですｗ　

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。。。。。。。。。。。。。。。

　　　　　　　　　　　　　　あっ！！　またまた　余談ばかりで　

　　　　　　　　　　　　　　　　　今日、書きたいことは　。。。

　　　　　　　　　　

　『　中宗王とチャングム（大長今）の　深い信頼関係　』　

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　前回までと同様、この本　

　等を参考に

　　　　　　　

　　　　　　　　　　中宗がどれほど、大長今を信頼していたかを　

　朝鮮王朝の実録の中に「長今(チャングム)」の名が登場するのは　

　　　　　　　　『　中宗10年(1515年）　　継妃の出産(後の仁宗)を助け功を

　　　　　　　　　　　　　　　　　　挙げるも、産後病により継妃が死去。』

　　　　　　　

　次に登場するのは

　　　　　　　　『　中宗19年(1524年)　　医女長今の医術が他の者より秀でて

　　　　　　　　　　　いると』　。。。　この頃より彼女の医術を認めたのでは　

　　　　　　　　　　　　そして　。。。　あの『ヒル治療』の

　　　　　　　　　　　中宗27～28年(1532～1533）以降　。。。

　　　　　　　　王が脇癰（胸膜炎／肋膜炎）になった時も診脈したり、

　　　　　　　細やかな心遣いから王の信頼を受けることになったようです

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。。。。。。。。。。。。。。。

　　　　　　　王位に就いた時の心痛なども原因したからか、生涯〝連座して

　　　　　　　病に襲われた”中宗、チャングムが心の支えで有ったのが想像

　　　　　　　出来る気がしませんか？

　　　　　　　　　愛する妻（正妃慎氏）を廃位させ（られ！）　。。。

　　　　　　　恋しくも恋しくも、二度と会うことなく（死ぬ間際に会った

　　　　　　　と言う説も有りますが

）

　　　　　　　その上、継妃尹氏も　王子(12代王仁宗)を産むも　産後病で死。

　　　　　　　その后迎えた第二継妃尹氏は、怖い怖いあの「文定王后尹氏」

　　　　　　　そして。。。　死んでも尚、三人の王后達とは離れて

　　　　　　　　　たった一人で　ソウルの片隅で眠っています　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。。。。。。。。。。。。。。。

　　　　　　　

　そして中宗は亡くなるまで

　　　　　　　　　　チャングムに信頼を寄せていた記録が残っています

　　　　　　　　中宗39年（1544年）11月15日　崩御当日まで

　　　　　　　　　　湯藥を差し上げた記録が有るそうです。

　　　　　　　　少し前から腹痛に悩まされた王は便と小便が出なくなり

　　　　　　　　苦しんだそうです。「蜜釘」と言う蜂蜜を若干火で飴の

　　　　　　　　様に煮詰めて色々な薬剤を加え棒状にして。。

　　　　　　　　　　　　一種の〝浣腸

”をつくり

　　　　　　　　　（ちょっと、びっくりな話題で　ごめんなさ～～い　

）

　　　　　　　　　　　　　　王は　苦痛が和らぎ　

　　　　　　　　「朕の症状は長今が（一番）解っている」と言うほど

　　　　　　　　　自身の体を大長今を信じ任せていたと思われます

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。。。。。。。。。。。。。。。

　　　　　　　　すごいですよね～～「チャングム」　

　　　　　　　果たして「チャングム」と言う名前が本名であったかは

　　　　　　　解りませんが、「長今（チャングム）」と呼ばれた医女

　　　　　　　は居て、王の信頼を受け（正確に何時からかは？ですが）

　　　　　　　「大長今（テジャングム）」と称号を受け呼ばれたこと

　　　　　　　は史実でした　　