朝鮮半島が いわゆる「三国時代」と言われていた頃。。。。。。。
その三国 つまり。。。。。 「高句麗」 「百済」 「新羅」 の関係はと言うと
必ずしも どことどこが結びついている「同盟」関係であったのではなく、
時代によって 移り変わっていたのです。
大陸（中国）との関わり、「倭」との関わりの中で・・・・・
その 「関係」は 移り変わっていくのです。
歴史大好きな 友人から 「どことどこが 良い関係を結んでいたの？」との
質問をもらいましたので 。。。
皆さん良くご存知の時代を取り上げて（私の分かる範囲で
）
まとめてみたいと思います。
（間違い等ありましたら、どうぞお知らせください。 
）
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ドラマを使って 見てみましょう
以前 この二つのドラマの繋がりを書いた時に 両国と「新羅」の関係の移り変わり
に触れた事があります。 ご参照いただけると嬉しいです。
ドラマ「近肖古王」～「広開土太王」まで・・新羅との関わりの移り変わりは！
百済第１３代 近肖古王」
（生年不詳 在位：346年 － 375年11月）
ドラマ「近肖古王」より
そして。。。。。その近肖古王と入れ替わるように
高句麗の地に「生」を受けたのが
「高句麗 第１９代 広開土太王 」
（374年 - 412年 在位:391年 - 412年）
ドラマ「広開土太王」より
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近肖古王の頃の 「新羅」は
第１７代 奈勿王（奈勿尼師今ナムルイサグム）
（生年不詳 - 402年 在位:356年 - 402年）
少しずれていますがドラマではこのように登場しています。
ドラマ「近肖古王」より
近肖古王の還暦の祝いに 「新羅の使臣」として 登場
（ 2012.12．13修正） どうしても？？と思いましたが
やはりここがおかしいと思い訂正します。
「シルソン」となっていますが、シルソン（実聖）は、もう少し後の時代
「広開土太王」の頃の高句麗に人質として渡る人物です。
（ドラマ「広開土太王」でも出てきますよね～
）
もしかして写真の人物は、すでに即位後の 「17代奈勿尼師今」なのか
シルソン(後の18代実聖尼師今）であれば、もう少し若い
「～麻立干」となったのも、19代「訥祇麻立干」からだと思うのですが・・・
（新羅の王）
３～18代 ・・・ （～尼師今）
１９～２２代 ・・・ （～麻立干）
２３代～ ・・・ （～王） かな～～と思います。
（間違っているかもしれません。ご存知の方はコメントいただけると嬉しいです。）
。。。ドラマの魅力、壊したくないのでこれ以上考えないことにします
この頃の新羅は
百済近肖古王から 366年、368年二度使者を受け入れており
「羅済同盟」を結んで 。。。 百済と良好な関係でした。
しかし やがて「百済近肖古王」が亡くなると、それと入れ替わるように
次第に 「高句麗」の力が 
となってきます。
（３９０年頃になると）
「倭」の 新羅侵攻が激しくなる中
高句麗は392年正月 新羅に使者を送ってきます。
この頃の高句麗の勢いはすさまじく
その高句麗の国力の盛んなことを恐れた奈勿王は、
王族である伊飡（2等官）大西知の子の実聖（後の実聖尼師今）
を人質として送り込んだのです。 。。。「シルソン」です
。。。。高句麗では 「談徳」が 王位に付く前後の時期でしたから
この頃から 「高句麗 全盛期」に向かっていたのですね
新羅 奈勿王が恐れを感じて 「百済
高句麗」へ
寝返ったのも判る気がします（笑）
これで、 「羅済同盟」消滅 
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ドラマ「広開土太王」でも お分かりのように
実聖（シルソン）は 高句麗に人質として入っていたんですね
ドラマの中では、結構「良い待遇」受けていたような～～
「百済」は 近肖古王から続く近仇首王以降、平穏だった時代は短く
百済 ・・・その後も 反乱。。。衰退
そして。。。 快進撃を続けた
天下の 「広開土太王」の力でしたが。。。
「三国統一」は 
でした。
その後の シルソンが新羅へ戻ってからの事は、
前回の記事を ご覧いただけたら嬉しいです。
また少し 難しくなってしまいましたが。。。。。。
歴史ドラマ 「繋げて見ると」 とても面白いです。
少しお分かりいただけたら 嬉しいです。