このプリント集のセールスポイントは、十進数の構造を理解しやすくしているところです。位取りの概念は、けっこう難しく、230円を200と30と0を全て組み合わせて200300円と書いてしまう場合があります。そこで、分かりやすいように位ごとに区切りをいれ、3段式にしました。1段目が硬貨で、2段目に硬貨の個数、3段目に金額を書くようにしています。(例)で説明すると、百円玉が2こ、十円玉が3こ、一の位はないので0こ。だから2、3、0なので230円になります。3段方式にすることで、位取りがスムーズにできるようになっています。硬貨の数を書き込み、その数字の並びをそのまま書けばよいことに気付くだけでいいのです。位取り記数法が理解しにくい子どもにも、とても分かりやすく興味を持って取り組めるプリントだと思います。

十進数構造の学習(例)
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