年に一度の香港出張中です。
今回は、研修プログラムの打ち合わせと、EQという「感情指数」理論をベースとしたリーダーシップ研修の講師資格を取得することが目的です。
知能を測るIQが高くても、EQが高くないと人や組織を率いることは出来ないという、1996年にダニエル・ゴールドバーグが提唱した行動心理学の理論で、リーダーとして開発すべき能力の一つとされています。
EQを測るには、様々な状況を想定した質問に答えて、その結果を、
自分に対する承認、動機付け、認知、表現、主張、自律、抑制、
他者に対する認知、支援、関係性、
環境や物事に対する問題解決、現状把握、
その際に必要とされる柔軟性、ストレス耐性、楽観性
という15種類の測定値で分析されます。
(英語で受けたので、意訳になってるかもしれませんがご容赦)
その結果をもとに、現在置かれている状況や、直面している課題などをヒアリングしながら、どの測定値が影響しているかを特定し、開発のためのアクションを考える、というものです。
事前課題として自分でも診断を受けるのですが、「こうするべき」を前提に答えてしまうと面白くないので、あえて素の自分で答えてみたら面白いことが分かりました。
今の私は自己承認と動機付けが高い。
これは、今の仕事は自分を高めることができ、また、自分なら出来ると思えていることを示しています。
問題解決、現状把握に加え、柔軟性も高いので、変化する状況でも対応でき、自律も高いので、主体的に動くことができます。
ところが、ストレス耐性と抑制がとても高く、自己表現と主張が低めの数値になっています。 これは、今の環境では自分の考えを自由に表現することを抑えていて、そのことに対してストレスを感じていることが現れています。
さらに、他者との関係性と支援は高いのに、他者への認知がもっとも低い。これは、人間関係に気を遣い、なんとかしたいと考えてはいるものの、他者が何を考えているのかを理解できていない、と感じていると読めるそうです。
なんとも…そうだろうなと思うことがたくさんあり、納得しました(^^;;
昨年末にサンフランシスコに行った時にも、自由に発想して発言できる環境の心地よさを感じ、今回の香港でも同じように感じました。
なぜ出来ないか、それを実現するにはどんな課題があるか、そんな話よりも、もっと自由に、もっと雑多にアイディアを出し合って、さらに触発て、思考が解放される感覚。
年齢も立場も性別も経験の長さなんて関係なく意見を出し合う場では、民主的にみんなの意見を聴くなんてことはなくて、発言しなければその場に貢献していないとみなされる緊張感。
懐かしくて、楽しくて、なんだか悲しくなりました(>_<)