こんにちは
作文学習を通して発達凸凹さんの新たな力を引き出す「まあぶるほっとるーむ」のまあぶるせんせいです
前回の続きです。発達障害・発達凸凹さんのリアルな?大学受験編
一般受験では、息子はとても勉強が追いつかないと思い、推薦入試や当時のAO入試に絞った訳ですが、AO入試などは、事前課題など、大学によっていろいろありました。息子は、経済系の学部を目指していましたが、経済系だと経済に関することをリサーチしてのレポート作成課題がある大学もあり、オープンキャンパスでその例などを見ていると、とても無理だと思い、やめたところもあり、最終的に候補となる大学は、息子の第一希望の大学と、高校で指定校推薦枠も持っている大学の二つだけになりました。あとは、専門学校を一つ決めて見学に行き、そこも願書を出そうということになりました。大学は、どちらも書類をいろいろ書いて出すのと、息子の第一志望大学は、高校生活の活動をまとめるという課題がありました。親としては、現実的に、指定校推薦枠のあるもう一つの大学の方が本命だなと心の中では思っておりました。息子の第一志望大学は、とてもとても無理だと思っていたからです。高校から進学している人はたま~にしかいないし、学力的にも厳しいと思っていました。でもそんなことは本人には言えないので、とにかく頑張ろうとだけ言い続けてきました。
親の本命の大学には、高校から何人か毎年行っていて、発達凸凹さんにもきめ細やかに対応してくれると聞いていたので、親からすると、現実的にはそこがいいなと思い、オープンキャンパスに行きました。そこで、どの大学もあると思いますが、個別相談もしていたので、これは受けてみようと申し込みに行ったのですが…。高校名や本人の名前などを記入して出すと、気のせいかもしれませんが、何だか大学の係の人たちがざわついているいるような感じがしました。本当に、私が勝手に思い込んでいるだけかもしれませんが、妙な雰囲気で、すご~く待たされ、待った結果として、個別相談は受けることができたのですが、なんだかそれまでの対応があまりに変な感じで、当たり障りのないことだけ聞いて終わりにしました。このときから、なんだか嫌な予感と言うか、あまり良くないかもな…という感じがすごくしたのです。もしかして、毎年取ってくれていたけど、あまりに生徒対応が大変で、嫌がられてる?とか、そんな感じがしました。
息子の第一志望大学は必要書類の他に、高校の活動記録を出すということで、さらりと書けば、用紙に一枚か二枚とかそれぐらいで終わりそうな感じですが、「これまでの生徒さんで、ファイルにして出した人もいました」と大学の人が話をしているのを聞いて、「これは、うちもファイルにして出すしかない」と思いました。息子は、ほぼ皆勤で真面目に頑張って学校生活を送っておりましたので、アピールできることをどんどんアピールしていくしかないと思ったのです…。
結果的に、親が本命としていた大学は、あのときの嫌な予感が的中して、息子の年から指定校から外されていましたAO入試も受験しましたが、現実的に本命だったのに、なんと落ちてしまったのです…あのときの嫌な予感は、全て合っていたなと思いました。息子も、そこは行けるだろうと思っていたようで、落ちたときはパニックになり、本当に大変でしたこれは、もうどう見てもご縁がない。もう仕方がないけれど、息子の第一志望大学しかないという危機的な状況になってしまいました息子には、とにかく「きっと第一志望大学にご縁があるんだよ」と何度も言って、気持ちを立て直させました
この続きは、また次回に…
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